横浜DeNAベイスターズの新人選手がDeNA本社訪問 オタクアピール成功で会長にも覚えられていた野川選手は"モバマス"「双葉杏」のファンだった!?
ディー・エヌ・エーは、1月15日、横浜DeNAベイスターズ2016年新入団選手10名のDeNA本社オフィス訪問を実施した。
今回で2度目となる本社訪問は、DeNA本社の歴史や業務内容を選手たちに知ってもらう研修を兼ねて昨年より実施されている。DeNAの創業者である取締役 会長(横浜DeNAベイスターズオーナー)の南場智子さんが選手たちと名刺交換をしたり、講義を行ったり。本稿では、新人選手たちの初々しい姿が眩しかった、本社訪問の様子をレポートしていく。
■新人選手たちの1年は名刺交換からスタート!
▲左から順に網谷選手、青柳選手、戸柱選手、熊原選手、今永選手、柴田選手、綾部選手、野川選手、山本選手、田村選手の計10名が登壇。
まず始めに、会長から挨拶があった後、選手と会長の名刺交換が行われた。高校・大学卒の選手にとってはこれが社会人としての第一歩となるためか、みな緊張の面持ち。特に、駒澤大学からドラフト1位で入団した今永昇太選手は、名刺交換後に「まず、自分の名刺を持つことが初めてでした。先に名刺を直してしまったのは、失礼だったかなと……」と早くも新社会人らしくビジネスマナーを意識した反省を漏らした。
▲名刺交換の際にカメラマンに「目線をください」と言われ、かなり不自然な名刺交換になってしまう場面も。
▲こちらは、仙台大学からドラフト2位で入団した熊原健人選手。
■大事なのは「道のりを楽しむこと」 南場会長よりDeNAイズムを学ぶ
ここからは、会長による講義形式の研修が始まった。DeNAが創業から歩んできた歴史の話はもちろん、会長自身の経歴や、人生において学んだことなど、これから羽ばたく選手たちに向けての熱いメッセージも込められていた。会長によると、これからの人生で大事なのは目標を定め、達成し、また目標を立てる……この繰り返しでどれだけ高みに登っていけるかが重要とのこと。話を聞き終えた今永選手は、「不可能を可能にする強い気持ちを感じました」と素直な感想を漏らした。
▲会長から、「目標を達成するまでの道のりで苦しむこともあるけど、そこを乗り越えるべく自分で試行錯誤し、紆余曲折を楽しんでください」という有り難い言葉が選手たちに贈られた。
▲会長からの「野球以外でDeNAを知っていた人はいますか?」との質問には、普段からDeNAが配信するゲームもよく遊んでいるという野川選手が「携帯ゲーム」と回答。ちなみに、野川選手は、現在『アイドルマスターシンデレラガールズ』の「双葉杏」がお気に入りとのこと。
▲現在、主に行われている事業の話では、スクウェア・エニックスとともに展開して人気を博しているスマートフォン向けゲームアプリ『ファイナルファンタジー レコードキーパー』や、任天堂との資本提携の話も。
▲会長の話に聞き入る選手一同。
■本社訪問の締めはDeNA社員さんたちとの交流
最後に、本社の業務内容を学ぶべく選手たちが執務室へ移動。本社社員との交流を図った。これまではあまりゲームに触れる機会がなかったという今永選手も、講義やオフィス見学を経てすっかりDeNAに興味津々といった様子で、「しっかりとDeNAのゲームをダウンロードしながら、また、プロ野球でもしっかりと結果を出しますので応援よろしくお願いします!」と選手を代表して締めの挨拶とした。
▲選手からは、「後ろでサポートして下さる方々を実際に見て、周りの人たちのためにもより一層、頑張ろうという気持ちになりました」という意見も。
▲最後は、和気藹々とした雰囲気の中、選手と本社社員で記念撮影が行われた。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
- 設立
- 1999年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 南場 智子/代表取締役社長兼CEO 岡村 信悟
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上収益1367億3300万円、営業損益282億7000万円の赤字、税引前損益281億3000万円の赤字、最終損益286億8200万円の赤字(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2432