マーベラス<7844>は、3月10日より、Zeppブルーシアター六本木にて、『美男高校地球防衛部LOVE!活劇!』の公演を行う。
『美男高校地球防衛部LOVE!活劇!』は、2015年にアニメとして放送された「美男高校地球防衛部LOVE!」を舞台化したもので、脚本・演出は『ママと僕たち』、舞台『私のホストちゃん』などを手がける村上大樹氏が担当している。
キャストとして、天真爛漫なムードメーカー的存在の主人公「箱根有基」役に赤澤燈さん、怠惰な性格ながら一度やる気になれば物事をそつなくこなす「由布院煙」役には五十嵐麻朝さん、そんな「由布院煙」の親友ツッコミ担当の「鬼怒川熱史」役に越智友己さん、高校生だがFXなどでかなり儲けている「鳴子硫黄」役に高崎翔太さん、軟派な性格のモテキャラ「蔵王立」役に荒牧慶彦さん、「地球征服部」のメンバーであり生徒会長の「草津錦史郎」役に前山剛久さん、穏やかな性格で「草津錦史郎」に寄り添う「有馬燻」役に伊万里有さん、ナルシストの「下呂阿古哉」役には柏木湊太さんが登場する。
大人気アニメの舞台化、さらに、今話題の若手俳優陣がバトルラヴァーズ姿(白を基調とした可愛らしい衣装)で登場する事もあり話題を呼んでいる本作。
この連載では、そんな話題作である『美男高校地球防衛部LOVE!活劇!』の本公演に先駆けて行われた囲み取材と、ゲネプロ(舞台稽古)の様子を取材してきたので、その様子をお伝えしよう。
「美男高校地球防衛部LOVE!」とは?
2015年1月~3月までテレビ東京系にて放送されたオリジナルアニメ作品。個性豊かな男子高校生5人が、愛の王位継承者「バトルラヴァーズ」に変身し、地球の平和を乱す怪人を愛の力で浄化するという物語。声優陣によるLIVEイベントやコミック・ノベライズなど様々なジャンルで展開し続け、現在、アニメの第2期の制作が決定している。
ストーリー
日本のとある街、眉難市。眉難高校の「地球防衛部」=“何にもしない部”の部員、由布院煙(ゆふいんえん)と鬼怒川熱史(きぬがわあつし)が、銭湯「黒玉湯」で湯船に浸かりまったりしていると、突然ピンク色のケモノ(ウォンバット)が宙から現れた。地球を愛の力で救いたいと日本語で話しかけてくるウォンバットにドン引きする2人。そこに、銭湯の息子・箱根有基(はこねゆもと)が現れ、ウォンバットを見つけるや否や「モフモフさせろ~っ!」と追い回した。
翌日、学校でまたしてもウォンバットに捕まってしまう鬼怒川と由布院。防衛部の残りの部員・鳴子硫黄(なるこいお)と蔵王立(ざおうりゅう)、その場に居合わせた箱根有基も巻き込まれ、ウォンバットにブレスレットをはめられてしまう。
「ラブメイキングです!」
ブレスレットから溢れるまばゆい光が全身を包み、5人は愛の王位継承者「バトルラヴァーズ」に変身してしまい…。
…というのが「美男高校地球防衛部LOVE!」の概要。今回の活劇では、板の上でしか生きられない演劇部2年の北島マヤオの炎のような情熱にほだされて、防衛部の5人は演劇部の合宿に参加することになってしまう。征服部も絡んできて、合宿地のリゾート開発問題まで勃発!?防衛部の5人の愛はオリジナルストーリでも地球を守ることができるのか!
■ 「Zepp blue温泉」で爆笑! 特徴的な衣装にも注目‼︎
ゲネプロに先駆けて行われた囲み取材では、赤澤燈さん、五十嵐麻朝さん、越智友己さん、高崎翔太さん、荒牧慶彦さん、前山剛久さん、伊万里有さん、柏木奏太さんが登壇。
役が決まった時の気持ちと変身後のコスチュームを着た時の感想を聞かれ、防衛部の面々を演じる5人は、それぞれ原作のアニメに関して、ぶっ飛んだ、とんでもない伝説の作品などといった感想を語った。また、衣装に関しては、なかなか着れない衣装なのでお客さんに見てもらうのが楽しみとは話しつつも、お友達には見せたくないなどといった意見も出た。
それを受けての征服部の3人は、気品溢れる雰囲気が自分にぴったり、共通することが多い、ナルシストな部分がそっくりといった、自信を持ったコメントをし、さらに衣装についても、自分のスタイルを生かしたかっこいい衣装で、防衛部の面々を横目で見つつ、防衛部の衣装じゃなくてよかったといったコメントも飛び出した。
続いて、公演への意気込みとお客様へのメッセージを問われ、征服部を演じる3人は、稽古等この一ヶ月サポートしてもらった恩を返すためにも頑張って演じるとし、さらに、防衛部ならではのクオリティの高さと仲の良さ、さらには舞台オリジナル部分を注目して見て欲しいとした。
防衛部のメンバーは、「美男高校地球防衛部LOVE!」ならではの面白さがにじみ出ている、馬鹿らしいけど研究し尽くした舞台で、何も考えず楽しんで声を出して笑って欲しいとした。さらに、今回座長を務める赤澤さんは、アニメのとんでもない世界観を舞台でどう表現するのか楽しみにして欲しいとし、そして、舞台ならではの「美男高校地球防衛部LOVE!」がちりばめられた作品だと語り、ぜひ「Zepp ブルー温泉」に足を運んで欲しいと締めくくった。
■2.5次元表現の限界(?)に挑戦した、素直に笑って楽しめる舞台作品
本編では、防衛部の面々がウォンバットと出会い、愛の王位継承者「バトルラヴァーズ」に変身するアニメでおなじみストーリーから、1人演劇部部員である北島マヤオと共に、なぜか演劇部の合宿に参加するオリジナルストーリーへと展開される。なので、もちろんアニメ「美男高校地球防衛部LOVE!」を見たことある人も楽しめるが、そうでない人、全く「美男高校地球防衛部LOVE!」を知らない人でも楽しめる。
また、ストーリーは「美男高校地球防衛部LOVE!」ならではの、メタ発言やツッコミ所が盛りだくさんだ。舞台を観劇するとなると、どうしても肩を張ってセリフや動作の意味を考えてしまう場合が多々あるが、この作品に関して言えば、そういったことを全く考えず、頭を空っぽにして、目の前で表現されるエンターテイメントを素直に楽しむのが良いだろう。
表現については、アニメ「美男高校地球防衛部LOVE!」は、映像ならではの表現がふんだんに散りばめられている作品だ。なので、どうやって舞台でそれらを表現するのか?といった疑問が生まれてくるが、そこは、「なるほど!」といった表現方法で演出される。また、キャラクターのセリフでも表現方法に対して疑問を口にしており、そういった部分がストーリー、演出に大きく関わってくる。
「美男高校地球防衛部LOVE!」ならではの「あの」変身シーンはどう表現されるのか、「ウォンバット」を抱えている生死不明の先生の表現方法は、そして入浴シーンでは彼らはどこまで脱ぐのか、といったところはぜひ劇場で確かめ、注目して欲しい。
公演概要
■タイトル『美男高校地球防衛部LOVE!活劇!』
■原作:「美男高校地球防衛部LOVE!」馬谷くらり
■脚本・演出: 村上大樹
■日程:2016年3月10日(木)~13日(日)
■場所:Zeppブルーシアター六本木
■出演:
箱根有基:赤澤燈 由布院煙:五十嵐麻朝 鬼怒川熱史:越智友己 鳴子硫黄:高崎翔太 蔵王立:荒牧慶彦 草津錦史郎:前山剛久 有馬燻:伊万里有 下呂阿古哉:柏木湊太 オリジナルキャラクター:山岸拓生 西山丈也 西ノ園達大 アンサンブル:高木拓哉 野田一馬
■チケット:プレミアム¥9800 一般¥6800
チケット一般発売1月30日(土)10:00~ Lコード:38333
インターネット予約:http://l-tike.com/boueibu-love_s/(パソコン・携帯)
<チケットに関するお問い合わせ>ローソンチケットTEL:0570-000-777 (10:00~20:00)
■公式サイト:http://www.marv.jp/special/boueibu-love_s
■公式ブログ:http://ameblo.jp/b-love-stage/
■公式Twitter:@b_love_st
■コピーライト表記:©馬谷くらり/眉難高校演劇部
■主催:マーベラス、ポニーキャニオン、セガ・ライブクリエイション
◆公演に関するお問い合わせ
マーベラス ユーザーサポート
TEL:0120-57-7405 (土日祝日 指定日除く 11:00~17:00)
■関連サイト
©馬谷くらり/眉難高校演劇部
会社情報
- 会社名
- 株式会社マーベラス
- 設立
- 1997年6月
- 代表者
- 代表取締役社長 執行役員 兼 デジタルコンテンツ事業本部長 佐藤 澄宣
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高294億9300万円、営業利益24億1500万円、経常利益30億200万円、最終損益5億1700万円の赤字(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7844