迫力のアクションシーンとスタイリッシュに描く陰陽師が魅力 『双星の陰陽師』第1話上映会 花江夏樹さん、潘めぐみさん、芹澤優さん、山下大輝さんが登場
エイベックス・ピクチャーズは、この日(4月4日)、東京都内で4月6日より放送開始となるTVアニメ『双星の陰陽師』の記念すべき第1話「運命の二人」の先行上映会を開催した。上映会後には、キャスト&スタッフによるトークショウも行われた。上映会については、花江夏樹さんのみ登場と告知されていたが、当日はサプライズゲストとして潘めぐみさん、芹澤優さん、山下大輝さんも登場し、会場を盛り上げた。会場に集まったファンは、第1話の完成度の高さに驚くとともに、キャストトークから今後の展開への期待も大いに高めたようだった。今回の記事では、上映会後のトークショウを中心にお伝えしていこう。
■『双星の陰陽師』とは
助野嘉昭氏原作・集英社の月刊漫画雑誌「ジャンプSQ.」で2013年12月号より連載中でバトルアクション・ファンタジー作品。かつて陰陽師を目指していた中学生の少年・焔魔堂(えんまどう)ろくろが、陰陽師の少女・化野紅緒(あだしのべにお)と出会い、禍野(まがの)と呼ばれる異世界から人間の世界に抜け出してくる化け物“ケガレ”との戦いに挑む。また焔魔堂と化野紅緒がケガレと人間との戦いに終焉をもたらす“神子“を生む使命を持つ”双星の陰陽師“の称号を与えられ、反発しながらも夫婦として生活するラブコメ展開もあり、男女双方から支持を集めている。
■キャストが第1話を見ての感想を語る
第1話「運命の二人」の上映後、4人のキャストが登壇し、第1話を視聴しての感想を語った。まず、焔魔堂ろくろ役を演じる花江さんは、「想像していた以上に、アクションシーンが動いていた」と驚くとともに、日本の古くから伝わる陰陽師がスタイリッシュに描かれている点に新しさを感じたとコメントした。
また、ヒロインの化野紅緒役を演じる潘さんも、ストーリーの密度の高さや、「禍野」と呼ばれる異世界のイメージがつかめたが、日常世界のコントラストに怖さを感じたと語った。
音海繭良役の芹澤さんは、作品の格好良くきれいに描かれているだけでなく、紅緒をはじめとする女の子のキャラクターがかわいく描かれていると感想を述べた。そして、「絵の良さは、視聴していく中での気持ちが高まるポイント」と本作の魅力を紹介した。
国崎慎之助役の山下さんは、「お萩がおいしそう」「ケガレもかわいい」と笑いを取った後、アクションシーンをドキドキハラハラしながら見たと語った。また「急急如律令(きゅうきゅうにょりつりょう)」などの呪文は噛みそうなセリフなので、アフレコに備えて練習しておきたいと意気込みを示した。
■自分の演じるキャラを一言で表現
続いて、キャスト4人がそれぞれの演じるキャラクターをキャッチフレーズのような形で、一言で表現するコーナーとなった。大喜利ではない。観客からの拍手の大きさで優勝者を決定するもので、今回、わざわざ測定器で会場の拍手の音量を計測した。そして、最も拍手の大きかったキャストには、なんと豪華賞品が用意されているとのことで、4人とも(いろいろな意味で)気合が入っている様子だった。
簡単に紹介しておくと、花江さんが「右利き」、潘さんは「おはぎが好きです。ろくろくんのほうがもっと…」、芹澤さんが「みんな大好きトリプルO(オー)」、山下さんは「そのままバイクに乗れる」であった。花江さんの一言については、第1話を見た後ならば、「ああ、なるほど」と思うはずなので、視聴後、確認していただければと思う。
もっとも拍手を集めたのは、芹澤さんだった。自身の演じる音海繭良について、「王道・幼なじみ・(大きな)おっぱい」と語ると会場からは笑いが起こった。そして、「ちょっとドジで憎めないという、王道の幼なじみ要素が入っています」と自身の演じるキャラを紹介した。優勝賞品として、この日発売となったコミックス第8巻を渡されると、「さっき買ったばかり(笑)」と苦笑い。2冊目となった第8巻は家族にプレゼントすると話していた。
ちなみに、芹澤さんは、自身の「トリプルO」について聞かれると、「お母さん大好き、お父さん大好き…そして、オチがない(笑)」と答えた。突然の振りにオチがなかなか思い浮かばず、苦心していた様子だったが、そこで、花江さんがすかさず「ご家族が大好きってことだね」と絶妙なフォローを入れていた。現場での様子が垣間見えるようなシーンだった。
■最新情報の告知
▲アニメの本放送がテレビ東京系列で4月6日から毎週水曜日の午後6時25分より始まる。▲ジャンプSQ.と週刊少年ジャンプがW発売で掲載されているという。ジャンプSQ.には、花江さんと山下さんの対談も掲載されているとのこと。
▲WEBラジオ『双星の陰陽師~ろくろ・紅緒のひとつ屋根の下~』が響で配信が決定。3月31日にプレ配信が行われ、4月7日から毎月1回配信される。花江さんは「上映会の感想を送っていただけたら絶対に読みます!」と番組にお便りを送って欲しいと呼びかけた。
▲ニコニコ生放送「双星さんおいでやす」の配信も決定。5月6日22時より放送される予定。4月1日のエイプリルフール企画として公式サイトにでていたものだが、エイプリルフールネタではなく、本当に放送されることになった。
▲ラッピングしたトラック「スカニアジャパン双星号」が都内を中心に走っているという。見つけたら、写真を撮って「#双星のスカニア」を付けてつぶやくと公式Twitterからのリプライがあるかもしれないとのこと。Twitterプレゼントキャンペーンも実施中だ。
■キャストからのメッセージ
最後にキャストからのメッセージで上映会を締めくくった。
山下さん:(自身の演じる)国崎慎之助くんには、額塚篤 (すくもづか あつし)くんというパートナーともいえるキャラがいます。この2人のやり取りは、作品の世界では一服の清涼剤ともいえるような、穏やかな雰囲気にしてくれます。今度こういう機会がありましたら、篤役の村田大志さんとも出演したいです。アニメの放送が始まり、これから作品はどんどん盛り上がっていくと思いますので、携わっている1人としてサポートしたいです。
芹澤さん:感想をうまく語れませんでしたが、うまいことがいえないくらい作品が始まったことが嬉しいです。キャストの中には久々にお会いする方もいらして、現場の雰囲気も楽しいです。シリアスで、格好良くて、楽しくて、熱い作品が皆さんに届くと思うと楽しみです。原作もめちゃくちゃ面白いですし、私自身も出演をきっかけにファンになりました。毎週楽しみしてもらえたらと思います。
潘さん:一足先に1話をお届けしましたが、放送版は主題歌も入っているそうです。会場にいらした方ももう一度、自宅でご覧いただければと思います。また、ろくろと紅緒は、周りの人物に支えられています。陰陽師やケガレ、禍野など異世界のものだけでなく、現実世界で人の思いという大切なものも描かれています。周りのお友達や家族に一緒に見ようと話してもらえる機会になれば幸いです。
花江さん:ろくろ役を演じることが決まった時、原作を改めて読み返しました。本当に魅力的な作品とキャラクターに出会えたと感じました。完成した1話を見て、それがより強くなりました。そして上映会でみて、キャストとスタッフでものすごいクオリティの作品を作り上げていると感じました。これから長くこの作品と付き合っていきますので、より全力で気合を入れて盛り上げていければと思います。
■追記 アニメイトで花江さんがお清め
なお、上映会を前に、4月4日のコミックス8巻・ジャンプSQ.・週刊少年ジャンプを記念して、花江さんがアニメイト店舗のケガレ祓いに都内を周回したとのこと。アニメイト池袋店・アニメイト新宿店・アニメイト秋葉原店の3店舗の「双星の陰陽師」コーナーには、お清めと称して、花江さんによる霊符が貼られているという。
また、各店舗には696(ろくろ)枚の黒い霊符も一緒に、花江さんが納めたそうだ。こちらの霊符は4月6日(水)のTVアニメ放送後より各店舗で無料配布する予定だ。興味のある人はぜひ店舗で「双星の陰陽師」特別霊符をGETしてほしい。
◆対象店舗
アニメイト池袋
アニメイト新宿
アニメイト秋葉原
◆配布開始日
4月6日(水)18:25~より
◆各店配布数:696(ろくろ)枚
(編集部 木村英彦)
■関連サイト
会社情報
- 会社名
- エイベックス・ピクチャーズ株式会社
- 設立
- 2014年4月
- 代表者
- 代表取締役社長 寺島 ヨシキ/代表取締役副社長 勝股 英夫
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 非公開
- 上場区分
- 未上場