シリコンスタジオ、2016年におけるVR技術への取り組みを発表  「GTMF2016」や「CEDEC」 「東京ゲームショウ 2016」にも出展へ


シリコンスタジオ<3907>は、4月5日、2016年におけるバーチャルリアリティ(以下「VR」)技術への取り組みについて発表した。

2016年は各メーカーより様々なVRデバイスの発売が予定されており、ゲームはもちろんのこと、映画やアミューズメント施設での利用、さらに建築や自動車など非エンターテイメント分野での活用なども期待されている。VRの市場規模は2020年までに300億ドルに達するとの予想(出典:Digi-Capital)もされている。

こうした背景を踏まえて同社では、盛り上がりが期待されるVR市場をさらに活性化するため、保有する世界トップレベルのリアルタイムCG技術をVR分野に応用し、同市場のコンテンツ制作企業に向けて新しいソリューションを展開していく。対象となる業界は幅広く、同社が基盤を置いているゲーム・映像に加え、建築や自動車、製造など非エンターテイメント業界にも積極的に展開する。

■開発中のVR技術デモのスクリーンショット
 

2016年3月に開催された世界最大のゲーム開発者会議「GDC2016」に、リアルタイムレンダリングエンジン「Mizuchi」の技術デモ“Museum”のVR版を展示した。実写に迫るVRデモのクオリティに、国内・海外の顧客から好評を得たという。
 




3DCGを用いたインタラクティブコンテンツやARの制作に強みのあるキャドセンターと連携し、建築・住宅業界向けのVR技術デモの開発にも取り組んでいる。こちらもイベントで展示予定だ。

■VR技術デモの公開について
同社が開発に取り組んでいるVRの技術デモは、2016年に開催される各種イベントにて公開する。

<出展予定のイベント>
6月22日~6月24日 「第24回 3D&バーチャルリアリティ展」
6月29日~7月1日 「第2回 先端コンテンツ技術展」
7月5日、15日 「GTMF2016(Game Tools & Middleware Forum)」
8月24日~26日 「CEDEC(Computer Entertainment Developers Conference)」
9月15日、16日 「東京ゲームショウ 2016」

 
シリコンスタジオ株式会社
http://www.siliconstudio.co.jp

会社情報

会社名
シリコンスタジオ株式会社
設立
2000年1月
代表者
代表取締役社長 梶谷 眞一郎
決算期
11月
直近業績
売上高45億5400万円、営業利益2億3800万円、経常利益2億4600万円、最終利益2億円(2023年11月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3907
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