コロプラ<3668>は、4月30日、神奈川県・パシフィコ横浜でオフラインイベント「やろうよぉ!白猫キャラバン2016」(関東会場)を開催した。昨年よりも大規模な会場だったが、今年も会場の収容人数を大きく上回る応募があったこともあり、厳正な抽選で当選した人のみが参加できるイベントであった。
まず、「やろうよぉ!白猫キャラバン2016」は、4月16日の関西会場を皮切りに全国5地区で開催しており、今回は関東会場となる。今後、北海道や中部、九州でも開催される予定だ。当日は、イベント会場内に様々な展示や、『白猫プロジェクト』のグッズ販売、さらには出演する声優陣を招いてのステージイベントなどが行われた。
ステージイベントの冒頭、浅井Pがキャラバンを実施した背景を語った。昨年夏、「白猫フェス2015」を開催したが、会場に入れた人が少なかっただけでなく、開催場所が東京であったため、地方の人も行きたいという声をたびたび受けていたという。そこで今回、キャラバンとして「こちらから出向きたいと思った」とのこと。
続いてゲームの出演声優で「ご当地白猫盛り上げ隊」の高野麻里佳さん(マリ役)、桜咲千依さん(ロッカ役)、中村紗彩さん(ヘレナ役)、広田みのるさん(バロン役)、三浦勝之さん(クライヴ役)、八代拓さん(ダグラス役)が出演し、ゲームの「あるある」トークや生アフレコドラマ、協力バトルなどを行った。
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■「白猫協力バトルフェス」のルーン数は11億個を突破
出演者がそれぞれ挨拶したあと、4月15日より開催中の「白猫協力バトルフェス」の状況が発表となった。イベント中に登場する「協力バトル」をクリアして「キャラバンのルーン」と呼ばれるアイテムを集めていくイベントとなる。プレイヤー全員の集めたルーンの合計が6月24日までに46億2500個に到達すると「キャラバンのメモリアルルーン」をはじめとする豪華アイテムがプレゼントされる。
4月30日午前11時現在の到達数についての発表もあり、すでに11億4600万個を突破したとのこと。イベント開始から2週間での数値であることを考えると、目標数字に到達するのにそれほども時間はかからないのではないか。目標数字に早期に到達した場合、浅井Pは、新たにプレゼントを用意する考えを示した。
なお、「白猫協力バトルフェス」では記念建物がもらえるプレゼントクエストが行われている。記念建物を自分の街に建てることができるが、「キャラバンのメモリアルルーン」を使うことで、建物のレベルアップが行えるようになる。これ以外にも、配布されたご当地建物を合体できるようにする考えもあるそうだ。
■「ご当地白猫盛り上げ隊」が協力バトルに挑む その結果は…
ここで「ご当地白猫盛り上げ隊」が白熱の協力バトルに挑んだ。協力してミッションを見事、クリアすると、ミッション達成ボーナスとして、ダーツがもらえる。そして、そのダーツを浅井Pが投げて的に当てると、当たった場所に応じて様々なゲーム内アイテムがプレイヤー全員にプレゼントされるという。
「バトルチャレンジは2回実施したが、見事なチームワークを見せて2回とも見事クリアした。また1人も戦闘不能にならないというサブミッションもあったが、それも達成。バトル中、戦闘不能になったキャラがいたかにみえたが、会場にいる来場者から戦闘不能にはなっていないとのアピールがあり、戦闘不能にはなっていないことになった。
なお、出演者は、ここでは自身の演じるキャラクターを使用することが多かったが、広田さんの演じる「バロン」は、鍛冶屋の主人であり、各種の道場を展開しているため、3Dキャラクターになっていない。その話題がでると、浅井Pは「ヒーロータイプもいいかもしれない」と応じた。今後、3Dキャラとして登場する可能性も!?
イベントの終盤に、来場者と声優陣がチームを組んで、協力バトルに挑むコーナーもあった。結果次第で、ダーツが追加でプレゼントされる。声優1人と来場者3人の構成でバトルに挑むものだったが、4回中3回もクリアに成功した。最後の1回は、難易度の高い★12「オールウェイズ」だったこともあり、残念ながらクリアには至らなかった。
では気になるボーナスの内容はどうなったのか。浅井Pがダーツを投げて、ボーナス内容を決めていった。目玉となる「ジュエル」20個はもちろん、30万ゴールド、キャラバンのルーン1000万個、各種ルーンが後日、プレイヤーにプレゼントされることになった。「????のメモリアルルーンの欠片」は、観客の人気投票で決めることになり、双剣と弓に決定した。
■いままでにないギミックを盛り込んだ「10島」の情報も
イベントの最後には、「10島」の情報も明らかになった。5月の中旬以降に実装する予定で、これまでにはなかったギミックが盛り込まれているという。10島は、溶岩のたぎるステージとなっており、移動床や爆弾といった要素が盛り込まれているという。ここで実装したギミックは、イベントなどでも活用する考えもあるそうだ。
▲白猫あるあるでは、出演者があるある話を披露した。中村さんは、「大工たぬきは、(休みを与えないようにしているのに)長時間休憩させると悔しい」と答えると、共感の声が上がるとともに、他の出演者からは「ブラック」とツッコミが入っていた。高野さんは、電池残量が20%を切ると出てくる通知が恐ろしいと答えた。この通知が出るとマルチプレイの接続が切れてしまうそうだ。浅井Pは問題を把握しており、いずれ対応したいと答えた。また普段、『白猫プロジェクト』にどういった遊び方で接しているかを話し合う座談会も行われた。
▲記念キャラクター設定画&イラストギャラリー。多くの人が足を止めて見入ったり、写真を撮ったりしていた。
▲来場者が参加できる寄せ書きコーナーでは、すぐにスペースが埋まってしまうほどのコメントが集まった。
▲物販コーナー。Tシャツやタンブラー、タオル、トートバッグなどの定番商品のほか、会場限定のご当地たぬき大学ノートやアクリルキーホルダー、缶バッジなどが販売されていた。
▲モザイクアート。ユーザから集めたゲームのスクリーンショットを使って制作した。
▲出演声優陣によるサイン色紙も展示されていた。
(編集部 木村英彦)
■『白猫プロジェクト』
(C) 2014-2016 COLOPL, Inc.
会社情報
- 会社名
- 株式会社コロプラ
- 設立
- 2008年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 チーフクリエイター 馬場 功淳/代表取締役社長 宮本 貴志
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高309億2600万円、営業利益28億5800万円、経常利益32億7600万円、最終利益18億9300万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3668