エブリスタ、小説投稿サイト「E★エブリスタ」が6周年　サービス名を「エブリスタ」に変更　PC版Webサイトや投稿機能をリニューアル

ディー・エヌ・エー（DeNA）<2432>は、子会社エブリスタが運営する小説投稿サイト「E★エブリスタ」が2016年6月でサービス開始から6周年を迎えたことを発表した。

これを機に、サービス名を「エブリスタ」に改めるほか、これまで以上に作品が「書ける」「読まれる」「広がる」プラットフォームをめざして、PC版Webサイトや投稿機能をリニューアルする。

「エブリスタ」は、DeNAが運営する「モバゲータウン」（現：Mobage）で人気だった「モバゲー小説」のコーナーを前身として、2010年6月7日に誕生した。この6年間での累計登録クリエイター数は141万人、書かれた小説・エッセイの累計ページ数は1億8000万ページ、文字数は363億文字（原稿用紙換算で約1億枚）に及ぶ。書籍化された小説・コミックの点数は550点以上にのぼり、シリーズ累計700万部を超えた「王様ゲーム」シリーズ（著：金沢伸明）、100万部を超えた「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」シリーズ（著：太田紫織）などのヒット作も生まれている。

■PC版Webサイトをリニューアルし、ますます「読まれる」プラットフォームへ
6月14日より、PC版のWebサイト（http://estar.jp/.pc/）をリニューアルした。これまでの「エブリスタ」のサイトでは、PC向け／スマートフォン向け／フィーチャーフォン向けでそれぞれ異なるデザインを採用していたが、新サイトはスマートフォン向けに準じたデザインになった。これにより、ユーザはPC・タブレット・スマートフォンなど異なるデバイスからアクセスしても、同一の仕様で作品を読んだり投稿したりすることが可能になる。

また、これまでトップには総合ランキングのみ表示されていたが、これをジャンル別ランキングに刷新することで、トップに表示される作品数が21点から60点に増える。ユーザーは「恋愛」「ミステリー」「ファンタジー」「ホラー」「BL」「ライトノベル」「ノンフィクション」「青春・友情」「SF」「歴史・時代」の10ジャンルの中から、読みたい作品を選ぶことができる。

■投稿機能をリニューアルし、もっと「書ける」ツールへ
PC・タブレット・スマートフォンなどのデバイスを問わず、ユーザがいつでも思い立ったときに気軽に作品を投稿できるよう、投稿ツールをリニューアルする（※今夏実装予定）。

具体的には、下書きから投稿までの遷移ページ数を減らし、より直感的な操作で投稿できるようになる。また、現在は最大全角1,000文字に設定されている1ページあたりの投稿文字制限を撤廃し、ストレスなく作品を書き続けられるように変わる。

▼エブリスタ6周年記念特設サイト
http://estar.jp/6th/