シリコンスタジオ<3907>は、本日(6月15日)、『第24回3D&バーチャルリアリティ展』、および『第2回先端コンテンツ技術展』に出展し、同社が取り組むHDR技術のデモおよびVR技術のデモ、3DCG技術に関する展示を行うと発表した。
期間は『第24回3D&バーチャルリアリティ展』は6月22日~24日、『第2回先端コンテンツ技術展』6月29日~7月1日となる。
■VRデモの展示について
VR技術の展示では、シリコンスタジオのリアルタイムレンダリングエンジン『Mizuchi』の技術デモ”Museum”のVR版および、3DCGを用いたインタラクティブコンテンツやARの制作に強みのあるキャドセンターと連携して開発したバーチャルモデルルームのVR技術デモを展示する。バーチャルモデルルームのデモには、壁紙を変えたり、ドアや床の質感を変えたり、ソファなど家具の一部をリアルタイムに変更できる機能が実装されている。
■HDRデモについての展示について
HDR技術の展示では、『Mizuchi』の技術デモ”Museum”のHDR版をコンテンツとして使用し、映像を表示する機器には、EIZOのHDRモニタ試作機を使用。SDR(StandardDynamicRange)モニタを横に並べて展示するので、HDRとSDRの違いを実際に目で見て確認することが可能だ。HDR方式はNHK(日本放送協会)とBBC(英国放送協会)が協同で推進しているHybridLog-Gamma(HLG)となる。
▲HDR対応版
■Mizuchi技術デモ”YURI”の展示について
Mizuchiの技術デモとして開発を進めているリアルタイムデモ”YURI”を展示する。”YURI”は、極めてフォトリアルな人物表現を可能とする技術で開発されており、肌、髪、眼、衣服などの質感を確認することが可能だ。またライティング環境による見え方の違いをリアルタイムにプレビューできるという。
■『Mizuchi』について
Mizuchi は、物理ベースレンダリングの考え方をサポートするレンダリングエンジン。特に、光の反射を正確に扱うことで可能となる圧倒的な質感表現に強みがある。リアルタイムグラフィックスでありがながら、金属、木材、ガラスなど多様な材質を実物さながらの質感で表現することが可能だ。柔軟な設計になっており、ゲームはもちろん、映像や非エンターテイメント分野向けコンテンツ制作においても利用できる。また、高度な光学的表現を可能にするポストエフェクトミドルウェア『YEBIS 3』も組み込まれているという。
■出展概要
■HDR について
HDR(High Dynamic Range)は、映像における輝度のレンジを拡大する技術。現行規格である SDR(StandardDynamic Range)と比較すると、およそ 100 倍もの輝度信号を記録することができるため、従来は黒く潰れていた日陰の部分を視認できるよう描写した上で、同時に日向の部分も白飛びさせることなく明瞭に表示することも可能となる。HDRで記録された映像を HDRに対応するモニタで表示することで、肉眼で見たものに極めて近い映像表現がモニタ上で可能だ。
■Hybrid Log-Gamma について
NHK(日本放送協会)と BBC(英国放送協会)が協同で推進している HDR方式の1つ。HDR表現が可能なことはもちろん、生放送で使用できることや、従来のテレビ方式とも高い互換性が維持されていることなどが特徴。NHKでは、2016年から開始が予定されているBSでの4K・8Kの試験放送において、この技術が使用できるよう、放送方式の標準化や設備の整備が進められているという。
期間は『第24回3D&バーチャルリアリティ展』は6月22日~24日、『第2回先端コンテンツ技術展』6月29日~7月1日となる。
■VRデモの展示について
VR技術の展示では、シリコンスタジオのリアルタイムレンダリングエンジン『Mizuchi』の技術デモ”Museum”のVR版および、3DCGを用いたインタラクティブコンテンツやARの制作に強みのあるキャドセンターと連携して開発したバーチャルモデルルームのVR技術デモを展示する。バーチャルモデルルームのデモには、壁紙を変えたり、ドアや床の質感を変えたり、ソファなど家具の一部をリアルタイムに変更できる機能が実装されている。
■HDRデモについての展示について
HDR技術の展示では、『Mizuchi』の技術デモ”Museum”のHDR版をコンテンツとして使用し、映像を表示する機器には、EIZOのHDRモニタ試作機を使用。SDR(StandardDynamicRange)モニタを横に並べて展示するので、HDRとSDRの違いを実際に目で見て確認することが可能だ。HDR方式はNHK(日本放送協会)とBBC(英国放送協会)が協同で推進しているHybridLog-Gamma(HLG)となる。
▲HDR対応版
▲SDR版 ※モニタに表示した様子を撮影した写真
■Mizuchi技術デモ”YURI”の展示について
Mizuchiの技術デモとして開発を進めているリアルタイムデモ”YURI”を展示する。”YURI”は、極めてフォトリアルな人物表現を可能とする技術で開発されており、肌、髪、眼、衣服などの質感を確認することが可能だ。またライティング環境による見え方の違いをリアルタイムにプレビューできるという。
■『Mizuchi』について
Mizuchi は、物理ベースレンダリングの考え方をサポートするレンダリングエンジン。特に、光の反射を正確に扱うことで可能となる圧倒的な質感表現に強みがある。リアルタイムグラフィックスでありがながら、金属、木材、ガラスなど多様な材質を実物さながらの質感で表現することが可能だ。柔軟な設計になっており、ゲームはもちろん、映像や非エンターテイメント分野向けコンテンツ制作においても利用できる。また、高度な光学的表現を可能にするポストエフェクトミドルウェア『YEBIS 3』も組み込まれているという。
■出展概要
イベント名称 | 第 24 回 3D&バーチャルリアリティ展 |
公式サイト | http://www.ivr.jp/ |
開催日 | 2016 年 6 月 22 日(水)~24 日(金)10:00~18:00 |
会場 | 東京ビッグサイト 東京都江東区有明 3−11-1 |
小間番号 | 東ホール 1-3 |
主催 | リードエグジビションジャパン株式会社 |
イベント名称 | 第 2 回 先端コンテンツ技術展 |
公式サイト | http://www.ct-next.jp/ |
開催日 | 2016 年 6 月 29 日(水)~7 月 1 日(金)10:00~18:00 |
会場 | 東京ビッグサイト 東京都江東区有明 3−11-1 |
小間番号 | 西ホール 2-27 |
主催 | リードエグジビションジャパン株式会社 |
■HDR について
HDR(High Dynamic Range)は、映像における輝度のレンジを拡大する技術。現行規格である SDR(StandardDynamic Range)と比較すると、およそ 100 倍もの輝度信号を記録することができるため、従来は黒く潰れていた日陰の部分を視認できるよう描写した上で、同時に日向の部分も白飛びさせることなく明瞭に表示することも可能となる。HDRで記録された映像を HDRに対応するモニタで表示することで、肉眼で見たものに極めて近い映像表現がモニタ上で可能だ。
■Hybrid Log-Gamma について
NHK(日本放送協会)と BBC(英国放送協会)が協同で推進している HDR方式の1つ。HDR表現が可能なことはもちろん、生放送で使用できることや、従来のテレビ方式とも高い互換性が維持されていることなどが特徴。NHKでは、2016年から開始が予定されているBSでの4K・8Kの試験放送において、この技術が使用できるよう、放送方式の標準化や設備の整備が進められているという。
会社情報
- 会社名
- シリコンスタジオ株式会社
- 設立
- 2000年1月
- 代表者
- 代表取締役社長 梶谷 眞一郎
- 決算期
- 11月
- 直近業績
- 売上高45億5400万円、営業利益2億3800万円、経常利益2億4600万円、最終利益2億円(2023年11月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3907