【ゲーム株概況(7/26)】子会社のM&Aを材料にDeNAが買われる 任天堂は小反発 1Qでの大幅経常減益を嫌気してコーエーテクモHDが安い
7月26日の東京株式市場では、日経平均株価は3日続落となり、前日比237.25円安の1万6383.04円で取引を終えた。為替が1ドル=104円台前半まで円高方向に振れたことに加え、これから本格化する4~6月決算発表を見極めたいとの見方も強く、朝方から売り優勢の展開となった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、全般的に売り優勢の中で、任天堂<7974>が小反発したほか、その任天堂と協業でのアプリ開発も進めているDeNA<2432>が買われた。ただし、この日は、同社の子会社DeNAトラベルが、シンガポールの航空券販売大手ギャムソインターナショナルツアーズの株式100%を取得し、完全子会社化したと発表(関連記事)したことが好感された部分が大きいようだ。ほか、スクウェア・エニックスHD<9684>やグリー<3632>がプラス圏をキープした。
半面、前週末から前日にかけた大きく買われてきたモバイルファクトリー<3912>は、信用取引への規制がかかったこともあり、一時ストップ安まで売られるなど急落。大手ゲーム株では、前日に2017年3月期の第1四半期決算を発表したコーエーテクモHD<3635>が経常益で58%の減益となったことを嫌気されて売られた。
【関連記事】
コーエーテクモHD、1Qは12%増収、70%営業増益に 主力のエンタテインメント事業が16%増収 『妖怪三国志』や『信長の野望 201X』が貢献
■関連銘柄
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、全般的に売り優勢の中で、任天堂<7974>が小反発したほか、その任天堂と協業でのアプリ開発も進めているDeNA<2432>が買われた。ただし、この日は、同社の子会社DeNAトラベルが、シンガポールの航空券販売大手ギャムソインターナショナルツアーズの株式100%を取得し、完全子会社化したと発表(関連記事)したことが好感された部分が大きいようだ。ほか、スクウェア・エニックスHD<9684>やグリー<3632>がプラス圏をキープした。
半面、前週末から前日にかけた大きく買われてきたモバイルファクトリー<3912>は、信用取引への規制がかかったこともあり、一時ストップ安まで売られるなど急落。大手ゲーム株では、前日に2017年3月期の第1四半期決算を発表したコーエーテクモHD<3635>が経常益で58%の減益となったことを嫌気されて売られた。
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■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- 株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
- 設立
- 1999年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 南場 智子/代表取締役社長兼CEO 岡村 信悟
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上収益1367億3300万円、営業損益282億7000万円の赤字、税引前損益281億3000万円の赤字、最終損益286億8200万円の赤字(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 2432
会社情報
- 会社名
- コーエーテクモホールディングス株式会社
- 設立
- 2009年4月
- 代表者
- 代表取締役会長 襟川 恵子/代表取締役社長 襟川 陽一
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高845億8400万円、営業利益284億9400万円、経常利益457億4100万円、最終利益337億9200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3635