コナミ、デジタルエンタテインメント事業からアーケードゲーム事業部門を切り離し、同部門と遊技機事業と一体化する事業再編を実施
コナミホールディングス<9766>は、本日(8月5日)、11月1日付でのグループ会社の事業再編を実施することを発表した。また、それに伴い本日付で連結子会社の商号および代表取締役を変更するとともに同子会社の債務を免除することも併せて発表している。
1.当該連結子会社の商号変更
現在の商号:高砂電器産業株式会社
新商号:株式会社コナミアミューズメント
2.当該連結子会社の代表取締役変更
現在の代表者:代表取締役社長 吉﨑 祐司
新代表者:代表取締役社長 沖田 勝典
<当該連結子会社の新体制>
代表取締役社長:沖田 勝典
取締役副社長:吉﨑 祐司
取締役:上月 弘之
3.商号及び代表取締役変更の理由
グループ会社の事業再編(2016年11月1日効力発生予定日)により、連結子会社の事業内容が変わることに先立ち、商号及び代表取締役を変更するもの。
4.商号及び代表取締役変更日
コナミホールディングス取締役会決議:2016年8月5日
高砂電器産業株式会社株主総会決議:2016年8月5日
1.事業再編の目的
さらなる事業運営体制の強化に向け、デジタルエンタテインメント事業を構成するアーケードゲーム事業部門について、同じ「BtoB」ビジネスである遊技機事業と一体化する事業再編を行い、アミューズメント事業へと事業領域を変更することとした。グループ創業時から培うアーケードゲームのビジネスノウハウの活用、またKONAMIブランドによるさらなる高付加価値製品及びサービスの提供、事業統合による合理化を追求していく。
さらに、本事業再編は、アジア市場に向けたゲーミング機器の研究開発を担うことを見据えて実施する。この事業再編により、デジタルエンタテインメント事業は、「BtoC」ビジネスであるモバイルゲーム、カードゲーム、家庭用ゲームの事業領域に特化し、より一層の競争力強化を図ることが可能となるとともに、グループ全体として、持続的な成長と企業価値向上が可能となる。
2.事業再編の要旨
(1)事業再編の日程
取締役会決議:2016年8月5日
当事会社株主総会開催予定日:2016年9月16日
効力発生予定日:2016年11月1日
(2)事業再編の方式
コナミデジタルエンタテインメントを分割会社、コナミアミューズメントを分割承継会社とする吸収分割。
(3)事業再編に係る対価
分割会社と分割承継会社は共通の完全親会社を有する共通支配下関係にあるため、分割承継会社は、一切の対価を交付しない。
(4)承継会社が承継する権利義務
コナミアミューズメントは、承継事業に係る資産及び負債並びにこれらに付帯する一切の権利義務を承継する。
3.事業再編当事会社の概要
4.事業再編する事業部門の概要
(1)分割する事業部門の内容
アーケードゲーム機器の企画、制作、製造、販売、貸与に関する事業
(2)分割する事業部門の経営成績(2016年3月期連結ベース)
売上高:177億円
(3)分割する資産及び負債の金額(2016年6月30日現在)資産:98億円
負債:30億円
※帳簿価格
コナミデジタルエンタテインメントのアーケードゲーム事業を連結子会社に吸収分割の方法で承継することに伴い、主にアミューズメント施設で展開している電子マネーサービスも承継することが必要となるが、この電子マネーサービスを連結子会社に承継するためには、資金決済に関する法律により、連結子会社が第三者型前払式支払手段の発行者として内閣総理大臣の登録を受けることが必要とされている。そして、この登録を受けるためには、資金決済に関する法律及びその関係政令により、純資産額が1億円以上であることなどの要件を充足することが必要とされている。このため、連結子会社の累積欠損金を減少させて純資産の健全性を確保しつつ、上記の要件を充足するべく、コナミホールディングスからの借入金の一部について、返済を免除することとする。
▼債務免除の内容
(1)債務の種類:借入金
(2)免除する債務の金額:50億円
(3)実施日:2016年8月5日
なお、コナミホールディングスは、上記借入金の返済の免除に伴い、個別財務諸表上に債権消滅損50億円を計上するが、連結子会社において同額の債務消滅益を計上するため、連結決算においてはこれらが相殺消去される。また、100%連結子会社間における事業再編であるため、連結業績に与える影響も軽微としている。
【連結子会社の商号及び代表取締役の変更】
1.当該連結子会社の商号変更
現在の商号:高砂電器産業株式会社
新商号:株式会社コナミアミューズメント
2.当該連結子会社の代表取締役変更
現在の代表者:代表取締役社長 吉﨑 祐司
新代表者:代表取締役社長 沖田 勝典
<当該連結子会社の新体制>
代表取締役社長:沖田 勝典
取締役副社長:吉﨑 祐司
取締役:上月 弘之
3.商号及び代表取締役変更の理由
グループ会社の事業再編(2016年11月1日効力発生予定日)により、連結子会社の事業内容が変わることに先立ち、商号及び代表取締役を変更するもの。
4.商号及び代表取締役変更日
コナミホールディングス取締役会決議:2016年8月5日
高砂電器産業株式会社株主総会決議:2016年8月5日
【グループ会社の事業再編】
1.事業再編の目的
さらなる事業運営体制の強化に向け、デジタルエンタテインメント事業を構成するアーケードゲーム事業部門について、同じ「BtoB」ビジネスである遊技機事業と一体化する事業再編を行い、アミューズメント事業へと事業領域を変更することとした。グループ創業時から培うアーケードゲームのビジネスノウハウの活用、またKONAMIブランドによるさらなる高付加価値製品及びサービスの提供、事業統合による合理化を追求していく。
さらに、本事業再編は、アジア市場に向けたゲーミング機器の研究開発を担うことを見据えて実施する。この事業再編により、デジタルエンタテインメント事業は、「BtoC」ビジネスであるモバイルゲーム、カードゲーム、家庭用ゲームの事業領域に特化し、より一層の競争力強化を図ることが可能となるとともに、グループ全体として、持続的な成長と企業価値向上が可能となる。
2.事業再編の要旨
(1)事業再編の日程
取締役会決議:2016年8月5日
当事会社株主総会開催予定日:2016年9月16日
効力発生予定日:2016年11月1日
(2)事業再編の方式
コナミデジタルエンタテインメントを分割会社、コナミアミューズメントを分割承継会社とする吸収分割。
(3)事業再編に係る対価
分割会社と分割承継会社は共通の完全親会社を有する共通支配下関係にあるため、分割承継会社は、一切の対価を交付しない。
(4)承継会社が承継する権利義務
コナミアミューズメントは、承継事業に係る資産及び負債並びにこれらに付帯する一切の権利義務を承継する。
3.事業再編当事会社の概要
4.事業再編する事業部門の概要
(1)分割する事業部門の内容
アーケードゲーム機器の企画、制作、製造、販売、貸与に関する事業
(2)分割する事業部門の経営成績(2016年3月期連結ベース)
売上高:177億円
(3)分割する資産及び負債の金額(2016年6月30日現在)資産:98億円
負債:30億円
※帳簿価格
【連結子会社の債務免除】
コナミデジタルエンタテインメントのアーケードゲーム事業を連結子会社に吸収分割の方法で承継することに伴い、主にアミューズメント施設で展開している電子マネーサービスも承継することが必要となるが、この電子マネーサービスを連結子会社に承継するためには、資金決済に関する法律により、連結子会社が第三者型前払式支払手段の発行者として内閣総理大臣の登録を受けることが必要とされている。そして、この登録を受けるためには、資金決済に関する法律及びその関係政令により、純資産額が1億円以上であることなどの要件を充足することが必要とされている。このため、連結子会社の累積欠損金を減少させて純資産の健全性を確保しつつ、上記の要件を充足するべく、コナミホールディングスからの借入金の一部について、返済を免除することとする。
▼債務免除の内容
(1)債務の種類:借入金
(2)免除する債務の金額:50億円
(3)実施日:2016年8月5日
なお、コナミホールディングスは、上記借入金の返済の免除に伴い、個別財務諸表上に債権消滅損50億円を計上するが、連結子会社において同額の債務消滅益を計上するため、連結決算においてはこれらが相殺消去される。また、100%連結子会社間における事業再編であるため、連結業績に与える影響も軽微としている。
会社情報
- 会社名
- 株式会社コナミデジタルエンタテインメント
- 設立
- 2006年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 東尾 公彦/代表取締役社長 早川 英樹
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1940億1100万円、営業利益336億4700万円、経常利益348億9300万円、最終利益278億2800万円(2023年3月期)
会社情報
- 会社名
- コナミグループ株式会社
- 設立
- 1973年3月
- 代表者
- 代表取締役会長 上月 景正/代表取締役社長 東尾 公彦
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高3603億1400万円、営業利益802億6200万円、最終利益591億7100万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム(ロンドン証券取引所にも上場)
- 証券コード
- 9766