【調査資料】転職活動中の方の9割が転職のリスクはあると回答 具体的には「思っていた仕事内容と違う」など

エン・ジャパンは、同社が運営する「入社後」までを見据えた日本最大級の総合求人・転職支援サービス『エン転職』上で、サイト利用者を対象に「転職のリスク」についてアンケートを行ない9,101名から回答を得て、概要を発表した。

概要では、転職活動中の方の9割が、転職のリスクはあると回答。具体的に感じているリスクは、「転職先が決まらない」「思っていた仕事内容と違う」。リスク軽減のために心がけていることは、「転職の軸を明確にすること」、「応募前に企業情報を確認すること」という。

<以下、プレスリリースより>

 

■調査結果詳細


1:転職活動中の方の9割が、転職のリスクはあると回答。(図1)

転職活動中の方に、「転職することにリスクがあると思いますか」と伺ったところ、9割の方が「あると思う」と回答しました。
 
【図1】転職することにはリスクがあると思いますか。



2:リスクに感じているのは、「転職先が決まらない」「思っていた仕事内容と違う」。(図2)

転職することにリスクがあると回答した方に、具体的にリスクを感じる点について伺ったところ、もっとも多かったのは「転職先がすぐに見つからない」(62%)。『転職回数が多いのでなかなか決まらない』、『自分の希望条件に合致する企業から内定がもらえない』といった声が多く挙げられました。
 
次いで多かったのは「思っていた仕事内容と違う」(55%)。主に転職を経験したことがある方から『実際に働いてみないと仕事の細部はわからない』、『同じ仕事でも会社によって進め方や範囲が違う』といった理由が挙げられています。この他、具体的なコメントもご紹介します。

【図2】(「転職することにリスクがあると思う」と回答した方)どんな点をリスクに感じますか。

 
「転職先がすぐに見つからないリスク」と回答した方
○自分のやりたいことにマッチした仕事先はなかなか見つからない。(25歳/女性)
○転職がすぐに決まるかわからないし、希望の職につけるかわからない。(26歳男性)
○転職先がすぐに見つからなければ、収入がなくなるというリスクがある。それを回避するため転職先を見つけてから退職しようとすれば退職時期と入社時期の兼ね合いが難しい。(26歳/男性)
 
「思っていた仕事内容と違うリスク」と回答した方
○実際に働いてからわかる事の方が多いと思う。(28歳/女性)
○実際に就業してみないと仕事内容や会社の雰囲気は分からないため。(33歳/男性)
○同じ業界・職種でも、必ずその会社独自のやり方やルールがあります。そこに上手くマッチ出来ないリスクは必ずあります。これは友人からの紹介等でも必ず発生すると考えています。(36歳/男性)
○実際に何度か転職をし、実際に働いてみると仕事内容が違っていたり、中途で入社すると既存社員の輪の中に入れないこともあった(37歳/男性)
 
「給与が上がらないリスク」と回答した方
○同業で経験が活かす転職でないと、給与水準が新卒と変わらない給与所得水準になってしまう。(32歳/男性)
○モデル年収のようになるのか、入ってみないとわからない。(35歳/男性)
○いずれは給与は上がるが、最初のスタート期間は少なくなる為、研修期間でも同等の給与が支払われる会社を探さなくてはいけない。(35歳/女性)
 
3:リスク軽減のために心がけていることは、 「転職の軸を明確にすること」、「応募前に企業情報を確認すること」。(図3)

転職のリスクを軽減するために心がけていることを伺うと、上位に挙げられたのは「自分の希望や条件を明確にする」(76%)、「応募前にしっかりと仕事内容や条件を確認する」(75%)でした。転職における自分の軸を持ち、応募前に企業情報をきちんと把握しておくことがリスク軽減につながると考えている方が多いようです。
 
【図3】転職のリスクを軽減するために、心がけていることは何ですか。 ※複数回答可


 
 
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