ドリコム<3793>は、10月26日、2017年3月期の第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表、売上高34億300万円(前年同期比2.2%増)、営業利益3億6300万円(前年同期2億9000万円の赤字)、経常利益3億2100万円(同2億9900万円の赤字)、四半期純利益1億7100万円(同2億1700万円の赤字)と大幅な黒字転換を達成した。
他社配信アニメ版権ゲームが引き続き安定的に推移し、5月に配信地域が拡大した海外版は、リリース直後からの好調な推移を継続し、収益寄与が本格化した。なお、第2四半期中のリリースを予定していた新作『ダービースタリオン マスターズ』は、ヒット確度の向上を目的にリリース時期を見直した。
セグメント別の状況は以下のとおり。
①コンテンツサービス
売上高28億5100万円(同4.2%減)、セグメント利益5億200万円(前年同期900万円の赤字)。
②広告メディアサービス
売上高5億8600万円(同22.3%増)、セグメント損益1億3800万円の赤字(前年同期2億5200万円の赤字)。
■広告宣伝費の先行発生や新作の研究開発費増加で利益率が低下
業績を四半期推移(QonQ)で見てみると、第2四半期期間(7~9月)の売上高は前四半期比5.5%減の16億5300万円、営業利益は同44.2%減の1億3000万円、経常利益は同55.4%減の9900万円、四半期純利益は同43.1%減の6200万円となった。これは『ダービースタリオン マスターズ』の事前登録開始とともに広告宣伝費が先行発生したことや、2018年下期以降に向けた新作の研究開発費用などが発生していることが要因となる。なお、当初予想と比べると、『ダービースタリオン マスターズ』のリリースが遅れた分、計上された費用は縮小している。
なお、2017年3月期の第3四半期累計(4~12月)の連結業績予想は、売上高50億円(前年同期比2.3%増)、営業利益2億円(黒字転換)、経常利益1億3000万円(黒字転換)、四半期純利益2億円(黒字転換)の見込み。2017年3月通期の見通しは非開示。
他社配信アニメ版権ゲームが引き続き安定的に推移し、5月に配信地域が拡大した海外版は、リリース直後からの好調な推移を継続し、収益寄与が本格化した。なお、第2四半期中のリリースを予定していた新作『ダービースタリオン マスターズ』は、ヒット確度の向上を目的にリリース時期を見直した。
セグメント別の状況は以下のとおり。
①コンテンツサービス
売上高28億5100万円(同4.2%減)、セグメント利益5億200万円(前年同期900万円の赤字)。
②広告メディアサービス
売上高5億8600万円(同22.3%増)、セグメント損益1億3800万円の赤字(前年同期2億5200万円の赤字)。
■広告宣伝費の先行発生や新作の研究開発費増加で利益率が低下
業績を四半期推移(QonQ)で見てみると、第2四半期期間(7~9月)の売上高は前四半期比5.5%減の16億5300万円、営業利益は同44.2%減の1億3000万円、経常利益は同55.4%減の9900万円、四半期純利益は同43.1%減の6200万円となった。これは『ダービースタリオン マスターズ』の事前登録開始とともに広告宣伝費が先行発生したことや、2018年下期以降に向けた新作の研究開発費用などが発生していることが要因となる。なお、当初予想と比べると、『ダービースタリオン マスターズ』のリリースが遅れた分、計上された費用は縮小している。
なお、2017年3月期の第3四半期累計(4~12月)の連結業績予想は、売上高50億円(前年同期比2.3%増)、営業利益2億円(黒字転換)、経常利益1億3000万円(黒字転換)、四半期純利益2億円(黒字転換)の見込み。2017年3月通期の見通しは非開示。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ドリコム
- 設立
- 2001年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 内藤 裕紀
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高97億7900万円、営業利益9億300万円、経常利益7億9300万円、最終利益1億400万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3793