アイデアクラウドと苑田会人工関節センター病院が提携 VRを使用した、人の「二重課題」機能などの向上を目的とした医療支援プロダクトの開発をスタート

WEB/IT事業を手がけるアイデアクラウドと都内初の人工関節・スポーツ整形専門施設、苑田会人工関節センター病院が提携し、2016年11月8日よりVR・プロジェクションマッピングなどの技術を利用した医療支援プロダクトの開発をスタートしたと発表した。

VRに関しては、リハビリを支援を目的としている。これは技術的なアプローチだけでは無く、医学的な実証実験も、苑田会人工関節センター病院と共同で進め、リハビリを促進するVRプロダクトの開発を目指すという。

今回、VRを用いるのはデュアルタスク(二重課題)についてだ。これは人間が考えながら歩くといった2つ(2つ以上)のことを同時にする能力が衰えた際に、VRを用いて脳と体を刺激しデュアルタスク機能を向上を目指すというもの。


■共同プロジェクト第一弾:デュアルタスクVRコンテンツ
 

VRを利用した、体験型のデュアルタスク機能を向上させるコンテンツを開発。VR空間上でデュアルタスク(二重課題)を与えることで、脳と体を刺激しデュアルタスク機能を向上させる。
※画面は開発中のものとなり、実際のリリースされるものと異なる場合がある


■プロジェクションマッピングを利用した医療教育支援
 

 
商業施設や展示会、イベントなどに利用されていたプロジェクションマッピングの技術を利用して、医療教育支援を行う。プロジェクションマッピング事業を手がけるアイデアクラウドと苑田会人工関節センター病院が共同開発を行うことで、医療分野で最も必要とされる技術の継承を効率的にわかりやすく解説する教育支援を目指すというもの。

簡単操作ができる現場で利用できるオリジナルプロジェクションマッピングソフトを導入予定
※画面は開発中のものとなり、実際のリリースされるものと異なる場合がある。

■株式会社アイデアクラウド
https://ideacloud.co.jp/

・VR事業
http://vr-360.net/

・プロジェクションマッピング事業
http://projection-mapping.biz/

・<医療技術協力>
苑田会人工関節センター病院
東京都足立区保木間1-21-10
http://sjrc.sonodakai.or.jp/