【Facebook Games説明会②】タイトー西脇氏が語る「Instant Games」への期待…新しいゲーム体験が提供可能、接点のなかったユーザーにもアプローチ



Facebookは、この日(12月5日)、東京都内にあるFacebook Japanオフィスで、Facebook Games10周年を記念して、プレス向けのFacebook Gamesの戦略説明会を開催した。ゲストとしてタイトーの西脇剛志氏がFacebookの新しいゲームプラットフォーム「Instant Games」への取り組みを語った。

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同社では、「Instant Games」のグローバルローンチタイトルとして、『スペースインベーダー』と『アルカノイド』、『パズルボブル』の提供を開始した。氏は、『スペースインベーダー』と『アルカノイド』のディレクターを担当している。

 

氏は、まず参加できることは光栄と述べた後、Facebookから「Instant Games」について、メッセンジャーからニュースフィードから簡単にゲームが見つけられるもので、「すぐに遊べて友達にシェアできるのはお客様にとって新しい体験になる」と感じたそうだ。昨今のネイティブアプリでは大容量データをダウンロードする必要など簡単ではないからだ。

ビジネス面でみても、Facebookから全世界のユーザーにゲームを届けられる、ということはメリットが大きいと判断したこともある。「いままでにアプローチできなかったお客様への接点になる」と期待を示した。

また、開発者目線では、『スペースインベーダー』や『アルカノイド』といったアーケードのクラシックゲームを提供したが、その理由について、シンプルではるものの、奥深いゲーム性を持っているため、「Instant Games」の手軽に、いつでもどこでも楽しめるというコンセプトにマッチしていると考えたとのこと。

最後に氏は、「提供しているのはいずれもクラシックゲームだが、当時を懐かしむ世代の人に楽しんでもらえる一方、ドットを使った8ビットの世界観がクラシックゲームを知らない若い人にとって新しい価値になるのではないか」と述べた。同社では、日本のゲームメーカーの一社としてプラットフォームの発展に貢献していきたいと述べて締めくくった。

 
(編集部 木村英彦)

 
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