ハドソンは、本日より、フィーチャフォン版「GREE」で、新作ソーシャルゲーム『天外魔境 for GREE』の提供を開始した。基本プレイ無料のアイテム課金制。テストプレイしたので紹介しておこう。
本作は、家庭用ゲームソフトの人気シリーズ「天外魔境」を題材にしたソーシャルカードゲームだ。プレイヤーは、魔物に脅かされている黄金の国「ジパング」に平和を取り戻すため、「火の国」の勇者に代わって、魔物たちを討伐することになる。「天外魔境」シリーズで魔物たちを討伐してきた「火の国」の勇者たちの力が封じ込められた「絵札」(カード)を使ったり、合成したりして能力を高めていく。
「絵札」は、「絵札」は「依頼」をこなしたり、「福引」(ガチャ)を引いたりすることで、入手することができる。「絵札」の合成は、通常のカードのレベルを上げることを目的とした「強化合成」だけでなく、カードの組み合わせ次第で全く新しいカードに変化する「進化合成」もできるようだ。「進化合成」の条件については明らかにされていない。「進化合成」の条件を探るのもひとつの楽しみ方になりそうだ。
また、キャラクターと「絵札」には、「心」「技」「体」の3種類の属性が用意されている。同じ属性の「絵札」を保有することで、他のプレイヤーとの対戦時にその能力を高めることができるという。
■ソーシャルゲーム要素
ソーシャルゲーム要素として、他のプレイヤーと対戦することができる。攻撃するときは「攻撃霊力」を、防御するときには「防御霊力」を使用する。7枚集めるとレアな絵札が手に入る「火宝」と呼ばれるアイテムを奪い合うことができるようになっている。
また、他のプレイヤーと「仲間」になることも可能だ。「仲間」になると、挨拶や贈り物を送り合ったりすることで「交流pt」を増やせるだけでなく、仲間が増える度に能力値が増えるようになっている。「交流pt」は一定水準に達すると、「福引」が引ける。また、ボスとの戦闘時には、仲間のキャラクターの絵札が呼び出せたり、他のプレイヤーに負けた時に応援を頼むことができる。
2010年12月にリリースする旨の発表が行われていたが、いよいよサービス開始となった。ハドソンの「クローズ×WORST」は、「GREE」のランキングで上位に入るなど人気となっている。熱心なファンの多い「天外魔境」シリーズ作品だけに、本作も人気を集めそうだ。
『天外魔境 for GREE』 (「GREE」会員のみ利用可能)
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