アクロディア、エミシアの子会社化の契約を解除…事業承継に必要な義務の不履行があったため 特損計上などで業績予想は下方修正に
アクロディア<3823>は、本日(1月13日)、 1月6日付で連結子会社エミシアの株式取得(子会社化)の契約を解除することを決定したことを発表した。
同社は、2016年5月13日に発表した「株式会社エミシアの株式の取得(子会社化)に関するお知らせ」のとおり、エミシアの株式を2016年6月1日付で取得し、グループにおいて事業を進めてきた。しかし、譲渡元であるE.MIRAIおよび門倉恵美子氏から、エミシアへの事業承継に必要な義務の不履行があり、事業承継が当初予定どおりに進んでおらず、事業の実績も大幅に計画を下回って進捗している。
そのため、アクロディアは、この株式譲渡契約を解除した上で譲渡元に対して2017年1月6日付で株式譲渡契約の解除に伴う損害賠償を請求する訴訟を提起した。
なお、これに伴い、2017年8月期第1四半期(9~11月)決算において、個別財務諸表において関係会社株式評価損(1億3800万円)を計上し、連結財務諸表に計上されているエミシアに係るのれんを一括償却(1億1600万円)することも決定した。
それにより、 第2四半期累計業績予想と通期業績予想の下方修正も実施しており、通期の連結売上高は従来予想34億8200万円から33億600万円(増減率5.0%減)、営業利益は同1億2700万円から8700万円(同31.2%減)、経常利益は同1億2000万円から8000万円(同32.8%減)、当期純利益は同1億1300万円から1億5600万円の赤字にそれぞれ下方修正された。
同社は、2016年5月13日に発表した「株式会社エミシアの株式の取得(子会社化)に関するお知らせ」のとおり、エミシアの株式を2016年6月1日付で取得し、グループにおいて事業を進めてきた。しかし、譲渡元であるE.MIRAIおよび門倉恵美子氏から、エミシアへの事業承継に必要な義務の不履行があり、事業承継が当初予定どおりに進んでおらず、事業の実績も大幅に計画を下回って進捗している。
そのため、アクロディアは、この株式譲渡契約を解除した上で譲渡元に対して2017年1月6日付で株式譲渡契約の解除に伴う損害賠償を請求する訴訟を提起した。
なお、これに伴い、2017年8月期第1四半期(9~11月)決算において、個別財務諸表において関係会社株式評価損(1億3800万円)を計上し、連結財務諸表に計上されているエミシアに係るのれんを一括償却(1億1600万円)することも決定した。
それにより、 第2四半期累計業績予想と通期業績予想の下方修正も実施しており、通期の連結売上高は従来予想34億8200万円から33億600万円(増減率5.0%減)、営業利益は同1億2700万円から8700万円(同31.2%減)、経常利益は同1億2000万円から8000万円(同32.8%減)、当期純利益は同1億1300万円から1億5600万円の赤字にそれぞれ下方修正された。
会社情報
- 会社名
- THE WHY HOW DO COMPANY株式会社
- 設立
- 2004年7月
- 代表者
- 代表取締役会長 田邊 勝己/代表取締役社長 篠原 洋
- 決算期
- 8月
- 直近業績
- 売上高9億0100万円、営業損失5億1400万円、経常損失4億0500万円、最終損失5億8100万円(2021年8月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3823