カヤック<3904>は、2月14日、東京都内で2016年12月期の決算説明会を開催した。同社の代表取締役CEOの柳澤大輔氏が決算の業績概要と、各サービスの状況についての説明を行った。今回はその中からソーシャルゲーム事業のサービス状況について取り上げたい。
同社のソーシャルゲーム事業は、タイトルが入れ替わる端境期、いわゆる新陳代謝の時期にある。2016年は新作がなかったが、「今期は下期に3~4本をリリースする計画」(柳澤氏)だという。
これらのタイトルは、オリジナルタイトルと共同タイトルを合わせたもので、「共同タイトルにすることで、100%自社で負担していた開発費用を軽減できることがメリット」(同)としていた。
なお、これら新作タイトルのリリースが下期となることもあって、2017年12月期も下期偏重の業績となる見通しだ。
会社情報
- 会社名
- 株式会社カヤック
- 設立
- 2005年1月
- 代表者
- 代表取締役CEO 柳澤 大輔/代表取締役CTO 貝畑 政徳/代表取締役CBO 久場 智喜
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高174億6700万円、営業利益10億2100万円、経常利益10億3800万円、最終利益5億1100万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3904