ボルテージ、改革への取り組みとしてVRやARコンテンツに注力 『椅子ドンVR』をアーケード向け展開 『ポケカレAR』はF2Pモデル化を実施

ボルテージ<3639>は、5月9日、2017年6月期の第3四半期決算の説明資料を公開した。今回はその中から同社が進めているVR関連事業の取り組みを取り上げたい。

同社は、従来の「カジュアル」向けのみから「カジュアル」+「カジュアルコア/コア」向けに戦略を転換するなど改革を進めているが、その中の1つの取り組みとしてVRやARなどへのコンテンツ供給にも注力している。

足元は、『椅子ドンVR』を日本最大級の常設型VRエンタテインメント施設である越谷市の「イオンレイクタウン VR Center」で展開するなど、アーケード向けの取り組みも進めている。

また、同施設では、他社VRゲームへのIP展開も行っており、PDトウキョウ社の『サークルオブセイバーズ』やしのびや.com社の『SIMVRHYTHM』にも同社ゲームのキャラクターや映像、音楽などが登場している。
 

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一方、ARについては、『ポケカレAR』に4月10日より新キャラクターを追加し、F2Pモデル化を実施。今後も、随時キャラクターを追加していくとしている。


 
株式会社ボルテージ
http://www.voltage.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ボルテージ
設立
1999年9月
代表者
代表取締役社長 津谷 祐司
決算期
6月
直近業績
売上高42億5700万円、営業損益8400万円の赤字、経常損益6300万円の赤字、最終損益3900万円の赤字(2023年6月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3639
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