【PSVR】米PS STOREの4月のVRダウンロードランキング公開 韓国SKONEC『Mortal Blitz』が首位 『ゴーストバスターズVR』もランクイン


 
北米のPlayStation.Blogにおいて、2017年4月のトップダウンロードゲームが公開された。1位は、OWLCHEMY LABSの『Job Simulator』、Googleの買収でも話題となったOwlchemy Labsの『Job Simulator』、Rocksteadyの『Batman: Arkham VR』が3位という結果になった。
 

1位の『Mortal Blitz』は韓国のSKONECが制作したスタイリッシュFPS『Mortal Blitz』だ。10月のPlayStationVRリリース以降の長らく首位を堅持し続けた『Job Simulator』を陥落させた。

同タイトルは、 UnrealEngine4で制作、プレイヤーは政府のエリート兵士になって数々のミッションをこなしていく。ミッションには時間制限のあるものも存在している。対峙する敵は人型の兵士から、邪悪な生き物まで様々だ。

ストーリーは人間とアンドロイドが共存する世界。平和で秩序ある世界だったが、人との共存を嫌う過激派のアンドロイドが強力な政府を作り反旗を翻した。

プレイヤーとその仲間レイチェルとマックスは、アンドロイドとの共存と平和のために戦いに身を投じるというものだ。
 

ゲームは所謂、ガンシューティング系のFPSだ。移動では表示されるワープポイントを選択肢ボタンを押す仕組みになっている。この方法によって、酔いに関しては自身で動くタイプよりも大幅に軽減がされている。

攻撃は、基本的に銃を使って行うが、AGC(Anti-Gravity Control System)と呼ばれるシステムでフィールドの転がっている武器を手に入れたり、爆発物を引き寄せ、投げて撃ち抜くことで爆破させることなども可能だ。

この操作によって、アイテムの取得をするためだけに余計な移動を繰り返さなくて済むようになっており、敵の排除に集中できるようになる。

また、Groggy Finish Systemと呼ばれる、敵の体力が低下した際にスローモーションで宙に浮いたところを、銃撃することで高得点が入るというシステムがあり、ゲームのおもしろさを一層際立たせている。
 

2位の2050年、仕事がロボットによって行われる未来の話。プレイヤーは過去に人間が行っていた"仕事"というものをシミュレーションするという設定を基にやりたい放題できる。
 



3位、CCP GamesのSFシューティング『EVE: Valkyrie』だ。先日、アップデートの公開も行っており、新しいマップなどが加わった。今回のマップでは惑星内の地表を題材にしており、地上にある基地ような場所も含めた空間での戦いとなる。マップ上ではかなり狭いところを通り抜けるなど、よりスリリングな環境となっている。またCo-Op機能も強化されている。

なお同タイトルは、国内では未発売のためリリースが期待されている。

・動画リンク
https://www.youtube.com/watch?v=4il2QW1Vmdg
 

4位は同じくCCP GamesのGUNJACKだ。こちらもSFシューティングとなるが、固定砲台のガンナーとなり四方から迫る敵を迎撃するという内容だ。
 

 

5位は『STATIK』は両手を奇妙な装置で塞がれ、椅子に固定された男(プレイヤー)が・・・という内容だ。顔にモザイクがかかっている謎の男など、一歩ずれた現実感を味わうことになる。両手でコントローラーを握った状態でのプレイのため、デバイスで両手を固定されたプレイヤーは、不思議な没入感を得ることとなる。

・動画リンク
https://www.youtube.com/watch?v=i7MVb_rv5sQ

 

6位の英Fountain Digital Labsは、サバンナの野生動物を体験できる『Virry VR』だ。アフリカで実際に撮影された、ライオン、しまうま、ゾウ、ヒョウ、サイなどの日常をVRを通して体験することができる。またコントローラーを振ることで、肉を使ってライオンを誘惑したりとインタラクティブな操作を行う事も可能だ。
 

7位は、Sony Pictures Virtual Realityの『Ghostbusters is Hiring: Firehouse』だ。同タイトルは、消防署を改装したゴーストバスターズの基地へ面接をしに訪れると、そこには・・・という内容だ。

ゲーム内の操作は、PS MOVEを使用し、VRではお馴染みのワープ地点を指定し移動を行うテレポート方式となる。この操作でゴーストバスターズの本部やその舞台となるデフォルメされたニューヨークの街並みをほんの一部ではあるが見ることができる。

またゲーム内にはオリジナルの映画ファンにはたまらない演出なども含まれており、とあるシーンではピーターベンクマン(ビル・マーレイ)の嫌そうな顔が目に浮かんでくる。

もちろんファンにはお馴染みのプロトンパックや捕獲装置でゴーストを対峙する体験なども含まれている。

・動画リンク
https://www.youtube.com/watch?v=bm63ttjdaU4
 

8位は、Halfbrick Studios Pty Ltd.の『Fruit Ninja VR』だ。同タイトルは、PS MOVEを使って刀を振り、フルーツをスライスしていくアクションゲームだ。2刀流で果物をスライスするもよし、剣先でフルーツを複数突いて、もう片方の刀で削ぎ落とす事や、刃文部分でお手玉のように操り、スタイリッシュにカットする、といったことも可能だ。

まれに飛んでくる爆弾を切らないよう気をつけながら、どんどんスラッシュしていこう。
 

9位は、オランダのMy.comのシューティングゲーム『VR Invaders - Complete Edition』だ。

同タイトルは、VR空間が普遍化した2046年、人生の苦難からの逃避のために仮想空間がシェルターのような機能として使われている未来の話だ。プレイヤーはスペシャルレスキューフォースの隊員となり、悪質なウィルスプログロムで、ユーザーが仮想空間から抜け出せなくなる"詰まり"を解消していくというもの。

両手に銃、あるいは片手にシールドを装備してプレイを行い、ウィルスで動く自動機との戦いを繰り広げていく。ゲームが進むことでより強力な武器も手に入り、またスローモーション機能の搭載で映画のように敵の弾丸を避けたりすることもできる。

・動画リンク
https://www.youtube.com/watch?v=eTb9t8OidFY
 

10位にはWarner Bros. Interactiveの『Batman: Arkham VR』となった。同タイトルは、バットマンになって様々なガジェットを使い、ゴッサム・シティで発生した謎を解くアドベンチャーゲームだ。ウェイン邸から、バットケイブへ、その過程でのバットマンへの変身、360度に広がるゴッサムシティと、お馴染みのヴィラン達も出演する。

・動画リンク
https://www.youtube.com/watch?v=EVD0DXRuyAE
 
 
 
順位 タイトル 会社名
1 Mortal Blitz SKONEC Entertainment
2 Job Simulator OWLCHEMY LABS, INC.
3 EVE: Valkyrie (Incl. Founder’s Pack) CCP Games
4 Gunjack CCP Games
5 Statik Tarsier Studios
6 Virry VR Fountain Digital Labs
7 Ghostbusters is Hiring: Firehouse Sony Pictures Virtual Reality
8 Fruit Ninja VR Halfbrick Studios Pty Ltd.
9 VR Invaders – Complete Edition My.com
10 Batman: Arkham VR Warner Bros. Interactive

*赤字は国内未発表タイトル
**『Job Simulator』は国内リリース済みだが英語版
 

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