【SPAJAM2017】本戦出場12チームが「勇気」がテーマのアプリを発表…最優秀賞や優秀賞は明日明らかに



スマートフォンアプリのハッカソンイベント「スマートフォンアプリジャム2017」(SPAJAM 2017)本選の最終プレゼンと実機テストがこの日(7月3日)開催となった。各チームは、時事ネタやジョーク、ユーモアを交えて、プレゼンテーションを行い、開発したアプリをアピールした。その後、審査員による実機テストを経て、最優秀賞を始めとする各賞を決定し、明日(7月10日)発表となる。

各チームの発表したアプリは以下のとおり(発表順)。


・COBOL(岡田雄太、田中宏樹、高橋宏圭、菅原孔一、徐若安)
【アプリ名】ゴウコン精算MATCH
【内容】合コンで異性を誘う勇気をサポートするアプリ。合コン後、気に入った人の順位を入力し、マッチングをさせる。また、マッチングで失敗した人を救済するため、マッチングに成功した人が多めに支払う仕組みも導入。マッチングしない場合、平等に支払う。
 


・LABOL(高橋雄太、高城賢大、米岡尚樹、音田恭宏、松田裕貴) 
【アプリ名】#彼女とデートなうに使うよ。
【内容】好きな人と勝手に自撮りができるアプリ。ARを活用した。「彼女とデートなうに使っていいよ」という画像を本人がアップロードし、アプリが推薦した人と2ショットを撮影し、Tweetできる。有名人が自分の写真を有料で配信するビジネスや、女性版も視野に。
 


・甘えん坊将軍(杉永 良太、出山 大誌、森松 祐樹、冨山 北斗、長野 恭武)
【アプリ名】なやんTEL
【内容】知らない誰かに電話で、同じ悩みを抱える人と相談できる匿名相談アプリ。個人情報(アップする際は加工される)と悩みの内容を登録すると、同じ悩みを抱えた人とマッチングするので電話できる。知り合いに悩み相談ができない人向けのサービス。
 


・チームカミヤ(岡田宏一朗、内村祐之、熊本和正、田中達也、神谷郁)
【アプリ名】未来予想図
【内容】将来に悩む学生に勇気を与えるアプリ。共通項を持つ先輩がどんな未来を歩んでいるかを可視化。学校や趣味、出身地などでマッチングし、先輩を参考にしたり、Facebookから連絡したりすることができる。勇気をもらったユーザーがエピソードを投稿し、後輩に伝えることも。
 


・FUNKey(永井智大、矢野颯太、工藤卓也、兵藤允彦)
【アプリ名】できるも!
【内容】子どもを安心してお使いに出すことができるおつかい専用アプリ。ぬいぐるみを子どもに持たせて出すだけ。ぬいぐるみにGPSを設置されており、子どもがどこにいるのかわかるので見守りができる。また子どもにとっては、ぬいぐるみを通じて、子どもを励ますことができる。
 


・MMS(池内剛、堀正太朗、井川恵一、塩崎貴紀、林佑亮)
【アプリ名】Brave Lesson
【内容】失敗できない場面の練習を行い、失敗を防ぐことができる。今回は恋愛をテーマにした。VRで練習し、好感度の高いふるまいかどうかをアプリがチェックし、経験を点数化してランキング表示する。謝罪やプレゼンテーションなどへの活用や、生体情報の検出なども行いたい。
 


・ともこる(松岡智子、為藤アキラ、渡邉ゆきの、矢納正浩、持田恵佑)
【アプリ名】
【内容】勇気をシェアできるARアプリ。勇気がほしいという人が他の人からARオブジェクトやメッセージで応援してもらうことができる。また、他の人から応援依頼を見てARを使って応援することもできる。7月30日リリース決定!
 


・stoneblack(石黒駿介、関山宜孝、長谷川淳、田島佑樹、渡部孝幸)
【アプリ名】整理整頓恋人写真
【内容】恋人と撮影した思い出の写真を整理整頓するアプリ。スマホの中にある雑多な写真から顔認識技術を使って恋人との写真のみを抽出する。別れた場合には、その写真のみを簡単に消すことができる。
 


・BAKAVIRUS(浅井渉、中園良慶、清水俊之介、河野康隆、小野寺博信)
【アプリ名】reroute
【内容】起業や独立を支援する勇気を与えるアプリ。アプリを起動してAI「ALEX」の質問に答えていくと、事業計画のひな形が自動的に作成できる。嗜好を数値化し、登録していて嗜好の近いメンターとマッチング、電話で相談できる。起業にあってないと答えてくれるなどやめる勇気も。
 


・むっちり(古澤智裕、神武里奈、平田章、鶴田貴大、木邑和馬)
【アプリ名】BLAZE SPOT
【内容】ものや場所に紐付いた勇気を記録して共有するアプリ。頑張った・勇気を出した経験を動画で記録し、その場所に勇気ある行動が記録されていく。勇気がほしい人はその場所に関連した動画を見ることができる。
 


・Rising Sun(山崎翔一、山田卓、藤川慶、市原臣時、平井秀次)
【アプリ名】嫌われAIの命名
【内容】顔見知りから友だちになるまでのプロセスを手助けするアプリ。Tweetの内容をWatsonで分析し、ツッコミを入れたくなるような、ちょっと嫌味なあだ名を自動生成し、「壁」を壊すのを支援する。ソーシャルメディアでシェアすることも可能。7月リリース予定。
 


・市川電産(市川博之、市川希美)
【アプリ名】ユウキセキ
【内容】「助けて」と「助けたい」を橋渡しするアプリ。眼鏡(MEME)に付ける加速度センサーを活用。動きから困っている状況をTwitterなどで発信し、助けを求めることができる。解決すると「ありがとう」とツイートするようになっている。
 



【実機テストの模様】


 
(編集部 木村英彦)

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