ガンホー、消費者庁から景品表示法に基づく措置命令…『パズドラ』などオンラインゲームの表示や生放送での一部発言で誤解を招く表現

オンラインゲームに関する商品説明表示と、インターネット上の生放送中における発言内容の一部について、ユーザーに誤解を招き得る表現があったことを受け、ゲーム内の仕様を変更するなど、ユーザーを最優先に考えた補償措置を実施した上、当該表示について消費者庁に自主的に報告し、同庁に対しても真摯に対応してきたという。
しかし、結果的にこうした事態に至ったことについて、謝罪したうえで、引き続きユーザーに安心してサービスを楽しんでもらうため、商品説明表示及びインターネット上の生放送に関する社内のチェック体制を改めて見直した上で、細心の注意を払って運営していく、とした。措置命令の業績への影響は軽微であるとの見方を示した。
消費者庁によると、対象となるアプリは以下のとおり。
・『パズル&ドラゴンズ』
特別レアガチャ『魔法石10個!フェ ス限ヒロインガチャ』(2月13日~26日実施)で、1から13までに記載の全てのモンスターが「究極進化」するかのような表示をしていた。
・『ディズニーマジックキングダムズ』
ディズニーマジックキングダムズ内に表示されるバナー広告で、ジェムの価格が特定のキャラクターとジェムを別々に提供する場合の合計金額に比して安いかのように表示していたが、実際は安くはなかった。
会社情報
- 会社名
- ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
- 設立
- 1998年7月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 森下 一喜
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高1055億0500万円、営業利益276億4900万円、経常利益289億8500万円、最終利益190億2200万円(2022年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3765