【モバイルファクトリー決算説明会①】DAU、売上高とも過去最高を更新するなど「『駅メモ!』は絶好調」(宮嶌氏) 3Q以降は広告宣伝費も増加へ
モバイルファクトリー <3912> は、7月21日、東京都内で決算説明会を開催した。説明会では、同社の宮嶌代表取締役CEOが今回発表された2017年12月期第2四半期(1~6月)決算における注目のポイントを説明した後、質疑応答が行われた。今回はその中から主力タイトル『ステーションメモリーズ!』(以下『駅メモ!』)についてを取り上げたい。
まずは第2四半期期間(4~6月)における『駅メモ!』の状況だが、DAU(日次アクティブユーザー数)、売上高とも過去最高を更新するなど「絶好調だった」(宮嶌氏)とのこと。その一方、その他の位置情報ゲームは低調な推移となるなど明暗が分かれており、今後は「『駅メモ!』にリソースを集中する」(同)ことになるという。
マーケティングの強化も進めていく方針で、「これまではROAS(広告費用対効果)を重視したプロモを展開してきたが、保守的すぎたと思っている。特にWeb広告でそれを感じており、3Q以降は広告宣伝費を増加することを考えている。成果点を設定した広告などに費用をかけて取り組んでいきたい」(同)としていた。
会社情報
- 会社名
- 株式会社モバイルファクトリー
- 設立
- 2001年10月
- 代表者
- 代表取締役 宮嶌 裕二
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高33億7000万円、営業利益9億4500万円、経常利益9億4000万円、最終利益ゼロ(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3912