9月21~24日まで千葉県・幕張メッセで開催される「東京ゲームショウ2017(以下 TGS2017)」。
本稿では9月21日にTwitchブースで行われたポノスの完全新作アプリ『はばたけ!ひよこ大競争』のステージイベントの模様をお届けする。
ステージにはMCとして、eスポーツキャスターのとんぴ氏と声優の山下まみさん(以下、山下さん)が、そして開発からはプロデューサーの山口洋一氏(以下、山口氏)と、スタジオ長・板垣護氏(以下、板垣氏)の計4名が登壇。本作の概要紹介や、実際の対戦模様を披露した。
▲鳥らしからぬキャラクターも登場するが、あくまでも本体はどこかに隠れている鳥の部分らしい。
気になる本作の概要について、板垣氏は「見て楽しい」パーティ型のレースゲームと紹介。プレイヤーが使用するキャラクターは100種を超える“とり”をメインに、同社の人気アプリ『にゃんこ大戦争』からも多数のキャラクターが登場していると発表された。
▲スキルやアイテム使用などはタイミングを考える必要があるが、基本操作はフリックのみで誰でも気軽に遊ぶことができる。
3キャラクターを使用するレースでは、ひよこ達は基本的にオートで走ってくれるため、スキルの使用や走行者の変更、走行レーンの変更などが主なプレイヤー操作となる。ここで鍵を握るのが、各キャラクターに搭載されたスキルやレースに落ちている箱から入手できるアイテムの使用だ。前方に当たった相手を一定時間行動不能にするたまごを発射したり、障害物を飛び越えるジャンプ台を設置したりと、何のスキルを持っているのか、何のアイテムを手に入れたのかで戦略も変わってくるという。山口氏は「レース単体では障害物に当たることは少ないが、プレイヤー同士の妨害によって設置された障害物が活きてくる」と、簡単操作でありながらも奥深い戦略性をアピールした。
▲試合開始前のルームでは、可愛らしいスタンプを使用したコミュニケーションも可能。
ゲーム概要の紹介を終えると、山口氏と山下さんによる2本先取の対戦も実施。山下さんは初めてのプレイということもあり、プロデューサーとしては負けられないと山口氏はコメント。第1試合は山口氏が相手を棺桶に閉じ込めるアイテムを駆使して、5秒の差をつけて勝利。第2試合は操作に慣れてきた山下さんが取り返し最後の勝負へ。第3試合では互いにアイテムやスキルを当て、ラストスパートでは肩を並べる状態に。ここで山口氏が温存していた“Booost!”機能を使い1着を取ったが、リザルト画面では山下さんが勝利。これを見た山口氏は今回のレースの勝利ルールが2位を取ることだったと説明。ついついのめり込んでしまう本作の魅力を身をもって体現した。
▲スキル・アイテムなどによる攻防は1対1でも十分に見られた。最大人数の4人でのレースはより激しいものになるだろう。
最後に板垣氏は、本作のリリース時期が今秋であることを発表。事前登録も開始し、自身の考えた“とり”に関するキャラクターを応募できるキャラクターコンテストも開催した。応募は公式Twitterをフォローし、#ひよこ大競争キャラコン をつけてつぶやくこと。“とり”であればなんでも大丈夫ということで、鳥取県といった一風変わった“とり”なども例として紹介した。さらに、未定ではあるが、大会の開催も行っていきたいと今後の展望についても語られ、イベントは幕を下ろした。
■はばたけ!ひよこ大競争
公式サイト
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会社情報
- 会社名
- ポノス株式会社
- 設立
- 1990年12月
- 代表者
- 辻子禮子、辻子依旦
- 決算期
- 11月
- 上場区分
- 非上場