【TGS2017】君はあの必殺シュートを止めることができるか? Klabブースの『キャプテン翼』VRを体験


9月21~24日までの期間、千葉県・幕張メッセにて開催されている「東京ゲームショウ2017(以下 TGS2017)」。

KLab<3656>のブース内では、『うたの☆プリンスさまっ♪ Shining Live』コーナーや、『キャプテン翼~たたかえドリームチーム~』コーナーが設けられている。

同コーナーでは、「TGS2017スペシャルガチャ」と題した、その場でガチャを回すことでTシャツやスマホクリーナー、ステッカーシールといった『キャプテン翼~たたかえドリームチーム~』限定グッズがゲットできるイベントを実施していた。

更に、キャプテン翼のコーナーには「VRで必殺技を体感 全日本のゴールを守れ!君がSGGK*!」コーナーもあり、ゴールキーパーとなり「キャプテン翼」のキャラクターたちが放つ必殺技を体験できる。

*Super Great Goal Keeperの略で、その名称は劇中に登場する若林源三を主に指している。

本稿ではそんなVR体験の様子をお届けする。
 

さてまず結論から言おう、「VRで必殺技を体感 全日本のゴールを守れ!君がSGGK*!(以下、君がSGGK)」は、原作ファン必体験の内容であり、ファンでなくても思わず必死になってプレイしてしまうタイトルであった。

操作はシンプルで、HTC VIVEというVRヘッドセットを装着し、両手に持ったコントローラーを手に見立てて、飛んでくるシュートを手で止めるというものだ。

もちろんキッカーは只のプレイヤーではない。キャプテン翼に登場する世界レベルのストライカーで、その足から強烈な必殺シュートを放ってくる。

キッカーは一本ごとに交代し、必殺シュートの種類もキャラによって縦方向に変化得するもの、弾速の早いものなど各々の特性を持っている。

計3本のシュートが放たれるが、止めた本数によって景品も貰えるので集中してボールを見極めよう。
 

▲貰えるアイテムはこちら。3本すべて止めるのは非常に難しい。
 
1人目のキッカーは、大空翼くんと岬太郎くんだ。シュート一本目から日本のゴールデンコンビ登場である。

この2人が揃って出てくるということは、もちろんシュートは"ツインシュート"である。

ツインシュートは、二人で放つ必殺シュートで、不規則に強烈な回転がかかるために分裂しているかのように見え、キーパーを惑わせるというシュートだ。

VR体験においても、原作同様に何をキャッチしていいか思わず迷ってしまう。
 

2人目のキッカーは、若き皇帝と呼ばれるカール・ハインツ・シュナイダーだ。シュナイダーが放つのはファイヤーショットは非常に強力な豪速球シュート。
 

▲シュートはエフェクトと共に発せられる。なるほどまさにあの必殺シュートだと思わせられる。
 
集中していないと、あっという間に抜かれるので注意しよう。
 

3人目、最後のキッカーは再び大空翼くんだ。翼くんと言えばもちろんドライブシュート。

ドライブシュートは、ゴール直前になると急激に変化し落ちてくるというシュートだ。このシュート、実に初見殺しだ。

同シュートを知らない人は、急激にボールが落ちることを知らないため、かなり上方から来るシュートに手を上に上げて構えており、変化に対応できないことが多い。
 

またこのシュートの特性を知っているプレイヤーも、やはりどれだけ落ちてくるかわからないため、キャッチし損ねてしまうという具合だ。

筆者は体験する人を何人か見ていたが、特にドライブシュートには手を焼いてる人が多かった。翼くん、流石である。
 
▲TシャツもTGS2017のオリジナルなもの。非常に豪華だ。

担当者の方より開発について聞くことができたが、『君がSGGK』はゲームショーのためのオリジナルコンテンツだそうだ。

プログラマに関しては一人で開発を行ったそうで、メインの業務があるため合間を縫っての作業になったとのこと。

デザイナー陣に関しても同様だが、開発が進むに連れどんどんこだわりが出てきたのだという。

筆者は幸運にも全てにシュートを防ぐ事ができたため確認できなかったのだが、ゴールを決めたあとの演出にもこだわりがあったようだ。

原作ファンは、おおよそ想像がつくと思うが、もしシュートを防げなかった場合どうなっているか是非確認してみよう。なお必殺シュートによって演出も変化する。

更にスタジアムの雰囲気や、電光掲示板には現在の時間がそのまま表示されるなど、細部も良く作られている。

シュートを防ぐ必要はあるのだが、細部も気になってキョロキョロしたくなるという状況だ。

そして、なんとももったいないことに『君がSGGK』は東京ゲームショウのみの体験とのこと。今のところリリース予定も未定であるという。

これだけ愛を持って開発されたコンテンツがこの4日間のためだけというのはなんとももったいない。

今回の体験で、日向くんのタイガーショットや、立花兄弟のスカイラブハリケーン、早田くんのカミソリ"シュート"にみせかけてのクロスからのヘディングなど、筆者個人的に追加をお願いしたいシチュエーションがいっぱい出てきてしまっているのだ。

体験者の声の状況によっては「今後のリリースの可能性も?」とのことなので、是非ブースでプレイして声を届けてみよう。
 

公式サイト

KLab株式会社
http://www.klab.com/jp/

会社情報

会社名
KLab株式会社
設立
2000年8月
代表者
代表取締役社長CEO 森田 英克/代表取締役副会長 五十嵐 洋介
決算期
12月
直近業績
売上高107億1700万円、営業損益11億2700万円の赤字、経常損益7億6100万円の赤字、最終損益17億2800万円の赤字(2023年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3656
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