KDDIは、AR空間上のAIキャラクターと対話ができるシステムを開発し、10月3日から6日に幕張メッセで開催される「CEATEC JAPAN 2017」のKDDIブースで展示すると発表した。
同システムは、3DカメラによるAR体験を実現するGoogleのTangoテクノロジーの空間認識技術を活用している。
この技術を使って、KDDIが提供するスマートフォン向け音声アシスタントサービス「おはなしアシスタント」のキャラクターヨリソイ型ハーフヒューマノイド「レナ」がAR空間上に表示させる。
「レナ」は、対話AIを搭載しており、日常会話が可能なほか、対話形式で次世代移動通信システム「5G」についての説明をおこなう。
KDDIは、「おはなしアシスタント」を、実用的だけではなく、親しみのもてるコミュニケーションのと今後も様々な場所での実証を通じて、より実態に即した対話ログを収集・学習することで対話AIの精度を向上させ、auショップのサポートなどへの活用を検討しているという。
■ヨリソイ型ハーフヒューマノイド「レナ」について
2017年3月にスマートフォン向け音声アシスタントサービス「おはなしアシスタント」にてデビュー。
身長157cm、体重45kg、年齢18歳の女子大学生 (生活デザイン学科所属)。自分が機械的なことから、もともとテクノロジーに関する知識が豊富。
一方で、その反動で人間の生活や自然の生態系に対する憧れが強く、近所のお寺で石や岩、盆栽や苔を眺めることが趣味。
基本的には理系的な思考をするが、少し抜けた所がある。2017年8月には全国のauショップでの待ち時間にご利用いただけるタブレットに登場。
アプリ上やTwitter、auショップでお客さまへのサポートのために日々奮闘中。
会社情報
- 会社名
- KDDI株式会社
- 設立
- 1984年6月
- 代表者
- 代表取締役会長 田中 孝司/代表取締役社長 髙橋 誠/代表取締役執行役員副社長 村本 伸一
- 決算期
- 3月
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9433