【人事】ソニーとSIE、前副社長の小寺剛氏が10月3日付でSIE社長兼CEOに就任 前社長兼グローバルCEOのハウス氏は会長に就任
ソニー<6758>とソニー・インタラクティブエンタテインメントLLC(以下「SIE」)は、10月3日、SIE副社長である小寺剛 (こでら・つよし)氏が、同日付でSIE社長兼CEOに就任することを発表した。同社長兼グローバルCEOであるアンドリュー・ハウス氏は、同社会長に就き、年内は円滑な経営体制移行につとめる。
同時に、国内法人であるソニー・インタラクティブエンタテインメントについても代表取締役社長に小寺氏が就任し、ハウス氏は取締役会長に就任する。小寺氏は、SIEが担うゲーム&ネットワークサービス事業についてグローバルな経営責任を有し、ソニー社長兼CEOの平井一夫氏に直接レポートする。
また、今回のSIEの経営体制の変更に伴い、同日付でハウス氏はソニー行役EVPを退任する。小寺氏のソニー行役員 ビジネスエグゼクティブの役職に変更はない。
▼ソニー社長兼CEO 平井一夫氏コメント
「アンドリュー・ハウスは、2011年に私からソニー・コンピュータエンタテインメントのCEOのバトンを引き継ぎ、プレイステーションビジネスを、ソニーの収益ドライバーの一つとなる事業に成長させてくれました。ハウスと私は、1995年から20年以上にわたりプレイステーションビジネスを一緒に育ててきた同志です。ハウスが、ソニーを卒業することについては複雑な思いもありますが、ハウスのこれまでの貢献に感謝すると共に友人として彼の今後の成功を祈っています。小寺剛は、2013年からソニーのネットワークサービス事業を牽引し、その拡大に大きく貢献しました。小寺は海外経験が豊富で戦略的な思考に長け、強い信念とリーダー シップを持つ人物です。昨年からは、SIEの副社長として、SIE全体の商品・事業戦略も担当しています。 ネットワークサービス事業の重要性がソニーグループ全体として益々高まっていく中、小寺が、ハウスが残した資産を活かし、プレイステーションプラットフォームの価値を更に向上させ、ゲーム&ネットワークサービス事業をより成長させてくれることを期待しています」
▼アンドリュー・ハウス氏コメント
「プレイステーションで最高のゲーム体験を提供することにより、世界中の何千万もの人々を魅了することができたこと、また、SIEを本格的なデジタルエンタテインメント企業へと創り上げることができたことを私は大変誇りに思っています。プレイステーションは、20年以上の長きにわたり私の人生を占めてきた大切な存在ですが、ビジネスが過去最高の成功を収めるまでに成長した今こそ、私自身が新しい挑戦に向けて足を踏み出すのにふさわしい時であると思っています。SIEを、働き甲斐のある素晴らしい場にしてくれた仲間たちとの友情は私の宝物です。また、プレイステーションに対する世界中のファンやゲーマーの皆さんの変わらぬ熱い思いと支持に、心より感謝しています。小寺、そして小寺率いるSIEは、世界でもトップクラスの素晴らしいチームであり、プレイステーションの未来がこれからも輝き続けることを私は信じています」
▼小寺剛氏コメント
「SIEの社長兼CEOという大役を拝命し身の引き締まる思いです。また、ハウスと平井が私に示してくれた信任に心より感謝します。これまでハウスが推し進めてきたプレイステーションブランドの確立と、 ゲーム&ネットワークサービス事業の基盤を一層強固にし、プレイステーションプラットフォーム上で提供するエンタテインメントの価値をさらに高めることができるよう力を尽くしてまいります。SIEの社員と共に、ビジネスパートナーの皆様との連携を一層強化し、またソニーグループの関係部門とも協力し、ユーザーの皆様にこれまで以上に楽しんでいただけるプレイステーションならではのインタラクティブエンタテインメント体験を提供してまいる所存です」
<小寺剛氏略歴>
1992年にソニー㈱に入社後、ポータブルオーディオ事業の企画管理業務を経て、1998年に米国ソニー・エレクトロニクスに赴任。各種コンスーマー向けポータブル・モバイル製品の企画管理業務を担当後、VPとしてPC等のIT製品の事業に携わった。その後、2010年に設立間もないSNEIに経営戦略担当SVPとして着任し、2013年にはプレジデントに就任した。その間、ゲームタイトルやコンテンツの販売を行う「プレイステーション ストア」、定額メンバーシップサービスの「プレイステーション プラス」、ストリーミングゲームサービスの「プレイステーション ナウ」など、PSN上での様々なサービスの拡充、立ち上げに取り組んだ。さらに、クラウドベースのテレビ視聴サービス「プレイステーション ヴュー」、映画やテレビ番組のコンテンツを楽しめる「プレイステーション ビデオ」、スポティファイとの戦略的提携を通じて最高水準の音楽体験を提供する「プレイステーション ミュージック」など、「プレイステーション」ならではの多様で革新的なサービスの提供を実現し、ネットワークサービス事業の拡大に貢献した。昨年からはSIE副社長として、ゲーム&ネットワークサービス事業全体の商品、事業戦略、システム・ネットワークエンジニアリング等を担当し、ハウスと共に、ソニーグループのゲーム&ネットワークサービス事業全般を牽引している。
同時に、国内法人であるソニー・インタラクティブエンタテインメントについても代表取締役社長に小寺氏が就任し、ハウス氏は取締役会長に就任する。小寺氏は、SIEが担うゲーム&ネットワークサービス事業についてグローバルな経営責任を有し、ソニー社長兼CEOの平井一夫氏に直接レポートする。
また、今回のSIEの経営体制の変更に伴い、同日付でハウス氏はソニー行役EVPを退任する。小寺氏のソニー行役員 ビジネスエグゼクティブの役職に変更はない。
▼ソニー社長兼CEO 平井一夫氏コメント
「アンドリュー・ハウスは、2011年に私からソニー・コンピュータエンタテインメントのCEOのバトンを引き継ぎ、プレイステーションビジネスを、ソニーの収益ドライバーの一つとなる事業に成長させてくれました。ハウスと私は、1995年から20年以上にわたりプレイステーションビジネスを一緒に育ててきた同志です。ハウスが、ソニーを卒業することについては複雑な思いもありますが、ハウスのこれまでの貢献に感謝すると共に友人として彼の今後の成功を祈っています。小寺剛は、2013年からソニーのネットワークサービス事業を牽引し、その拡大に大きく貢献しました。小寺は海外経験が豊富で戦略的な思考に長け、強い信念とリーダー シップを持つ人物です。昨年からは、SIEの副社長として、SIE全体の商品・事業戦略も担当しています。 ネットワークサービス事業の重要性がソニーグループ全体として益々高まっていく中、小寺が、ハウスが残した資産を活かし、プレイステーションプラットフォームの価値を更に向上させ、ゲーム&ネットワークサービス事業をより成長させてくれることを期待しています」
▼アンドリュー・ハウス氏コメント
「プレイステーションで最高のゲーム体験を提供することにより、世界中の何千万もの人々を魅了することができたこと、また、SIEを本格的なデジタルエンタテインメント企業へと創り上げることができたことを私は大変誇りに思っています。プレイステーションは、20年以上の長きにわたり私の人生を占めてきた大切な存在ですが、ビジネスが過去最高の成功を収めるまでに成長した今こそ、私自身が新しい挑戦に向けて足を踏み出すのにふさわしい時であると思っています。SIEを、働き甲斐のある素晴らしい場にしてくれた仲間たちとの友情は私の宝物です。また、プレイステーションに対する世界中のファンやゲーマーの皆さんの変わらぬ熱い思いと支持に、心より感謝しています。小寺、そして小寺率いるSIEは、世界でもトップクラスの素晴らしいチームであり、プレイステーションの未来がこれからも輝き続けることを私は信じています」
▼小寺剛氏コメント
「SIEの社長兼CEOという大役を拝命し身の引き締まる思いです。また、ハウスと平井が私に示してくれた信任に心より感謝します。これまでハウスが推し進めてきたプレイステーションブランドの確立と、 ゲーム&ネットワークサービス事業の基盤を一層強固にし、プレイステーションプラットフォーム上で提供するエンタテインメントの価値をさらに高めることができるよう力を尽くしてまいります。SIEの社員と共に、ビジネスパートナーの皆様との連携を一層強化し、またソニーグループの関係部門とも協力し、ユーザーの皆様にこれまで以上に楽しんでいただけるプレイステーションならではのインタラクティブエンタテインメント体験を提供してまいる所存です」
<小寺剛氏略歴>
1992年にソニー㈱に入社後、ポータブルオーディオ事業の企画管理業務を経て、1998年に米国ソニー・エレクトロニクスに赴任。各種コンスーマー向けポータブル・モバイル製品の企画管理業務を担当後、VPとしてPC等のIT製品の事業に携わった。その後、2010年に設立間もないSNEIに経営戦略担当SVPとして着任し、2013年にはプレジデントに就任した。その間、ゲームタイトルやコンテンツの販売を行う「プレイステーション ストア」、定額メンバーシップサービスの「プレイステーション プラス」、ストリーミングゲームサービスの「プレイステーション ナウ」など、PSN上での様々なサービスの拡充、立ち上げに取り組んだ。さらに、クラウドベースのテレビ視聴サービス「プレイステーション ヴュー」、映画やテレビ番組のコンテンツを楽しめる「プレイステーション ビデオ」、スポティファイとの戦略的提携を通じて最高水準の音楽体験を提供する「プレイステーション ミュージック」など、「プレイステーション」ならではの多様で革新的なサービスの提供を実現し、ネットワークサービス事業の拡大に貢献した。昨年からはSIE副社長として、ゲーム&ネットワークサービス事業全体の商品、事業戦略、システム・ネットワークエンジニアリング等を担当し、ハウスと共に、ソニーグループのゲーム&ネットワークサービス事業全般を牽引している。
会社情報
- 会社名
- ソニーグループ株式会社
- 設立
- 1946年5月
- 代表者
- 代表執行役会長CEO 吉田 憲一郎/代表執行役社長COO兼CFO 十時 裕樹
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高及び金融ビジネス収入13兆207億6800万円、営業利益1兆2088億3100万円、税引前利益1兆2686億6200万円、最終利益9705億7300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 6758
会社情報
- 会社名
- 株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)
- 設立
- 1993年11月
- 代表者
- 暫定CEO 十時 裕樹