IT系求人・転職サイト『IT転職ナビ』を運営するワークポートは、6月のディレクター・プロデューサー職の採用動向を発表した。
ワークポートでは、オンラインゲームディレクター・プロデューサー職は、ソーシャルゲーム関連が5%、オンラインゲーム関連が10%増加した、としている。全体の求人数としてはソーシャルゲーム関連が多くを占めるが、業界大手からの新規募集が目に付いたのはオンラインゲーム関連で、どちらもニーズの高い状態が続いているという。
WEBやモバイル、スマートフォンディレクター・プロデューサー職でも好調が持続しており、大手自社サイト運営企業や中堅制作会社が牽引する形で前月比15%増となったとのこと。30代半ばから後半までの経験豊富な方を採用ターゲットに含める企業も増え、ネット業界全体の採用ニーズの復活を感じさせる、と指摘している。
一方、コンシューマーゲームプランナーや、ディレクター、プロデューサー職では、パチンコ・パチスロ関連の増加が顕著だった。経験の浅い人も採用ターゲットとなっているのが特徴で、年齢層も40代前半位までと幅広い設定が多い模様。
ワークポートでは、今後の見通しについて、パチンコ・パチスロ関連の新規募集では、年齢不問の企業や映像業界、コンシューマーゲーム・アーケードゲーム業界の経験があれば受け入れを検討する企業などがあり、求める年齢層も幅広く、さらなる求人増加に期待できる、との見方を示している。
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