SBI、中国・台湾・香港地域における未公開株ファンドを共同設立

SBIホールディングス<8473>は、本日(7月28日)、台湾大手金融グループ「新光集団」、香港大手不動産グループ「南豐集団」と、“Greater China”地域(中国・台湾・香港)の有望な未公開企業に投資するファンドを共同設立することで合意した、と発表した。 今回設立するファンドは、出資総額2400万米ドル(約18.7億円)で、新光集団が1200万米ドル(約9.4億円)、SBIグループと南豐集団がそれぞれ600万米ドル(約4.7億円)を出資し、8月より運用を開始する予定だ。 中国と台湾との間では、2010年9月に経済協力枠組協定(ECFA)が発効し、中台相互の企業展開は今後より活発になっていくものと予想されているとのこと。SBIグループはこれまでも、中国と台湾での投資ファンド運営を行ってきたが、このファンドにおいてはパートナー企業とともに、いわゆる“Greater China”地域におけるクロスボーダー投資を重点的に行っていく、としている。