任天堂<7974>は、本日(7月28日)、携帯型ゲーム機「ニンテンドー3DS」の価格を8月11日より2万5000円から1万5000円に引き下げると発表した。海外においても時期は異なるものの、第2四半期中に実施する。
同社では、対応ソフトの販売が充実する年末商戦に向けて、「ニンテンドー3DS」の普及に勢いをつけるため、としている。年末商戦に合わせて、11月に「スーパーマリオ3Dランド」を、12月に「マリオカート7」を発売する。
同時に、任天堂HP上に岩田社長のお詫びのメッセージを掲載し、旧価格で購入したユーザーには、ゲームソフトを無償で提供する旨のアナウンスを行っている。
まず、9月1日より「ファミコンバーチャルコンソール」の10タイトルを無償で提供する。「スーパーマリオブラザーズ」、「ドンキーコングJR.」、「バルーンファイト」、「アイスクライマー」、「ゼルダの伝説」などとなっている。
さらに、年内には旧価格で購入したユーザー限定で、「ゲームボーイアドバンスのバーチャルコンソールタイトル」10タイトルを提供する。「スーパーマリオアドバンス3」、「マリオカートアドバンス」、「メトロイドフュージョン」、「メイドインワリオ」、「マリオvs.ドンキーコング」などとなっており、こちらはいずれも一般への販売は行わないという。