
ワンダーリーグは、エレコムが販売するAR単眼ゴーグルとARアプリ専用コントローラーで、iOS11対応のARKit技術を活用したコントローラー体験などが簡単に実装できる開発環境、「ヴルームSDK」の配信サイトを開設し無料ダウンロード提供を開始したと発表した。
無料ダウンロードサイトより自由にダウンロードして利用が可能だ。
*ビジネス利用に関しては別途条件有り
「ヴルームSDK」は、投げる、切る、打つといった動的な機能実装や、パネル表示などのUIをアプリに機能追加するためのUnity用開発ツールとなる。
対応OSは、iOS/Androidとなる。同社によると、iOS向けにオープンに使えるモーションコントローラーSDKは他に存在せず、iPhone向けゲームなどが簡単に開発できるという。
またダウンロードの提供にあわせて、スマホARでルームスケール機能をフル活用したゲームを2本提供している。
■「ARブレードガンナー」
概要 : iPhone対応のシューティングゲームアプリとなり、現実空間上に現れるモンスターと3mの範囲内を自由に動きながら戦います。
ダウンロード: App Store ARブレードガンナー
配信:エレコム
企画開発:ワンダーリーグ
■「ARスタースマッシュ」
概要:ステージ内の指定された位置にある星マークのパネルを打ち抜く体験を行うゲームとなり、現実空間上に現れるARステージを実際に動き回ってARスポーツを体験できる。
ダウンロード:App Store ARスタースマッシュ
配信:エレコム
企画開発:ワンダーリーグ
■『AR単眼ゴーグル×専用コントローラー×ヴルームSDK』の活用事例
<キャンペーンやイベントを安価に実施>
VRでルームスケールを利用した体験キャンペーンを実施する場合、大きなコストと人員配置などが必要でありましたが、本AR単眼ゴーグルを利用する事で、キャンペーンや体験会などが安価に質も高く実施する事ができる。
<AR単眼ゴーグルで業務システムの課題を解決>
教育や研修といった多人数へ対応が必要な、業務研修や教育シーンでも、AR単眼ゴーグルと専用コントローラーで1万円を切る価格なので、大量導入が現実的に行える。
建設現場・工場など業務イメージを入社前に体験してもらう、業務体験デモをリアルに提供し離職率を下げたいなどのニーズにも対応可能となる。
<ショッピングモールなど販促イベントでPR>
VRでルームスケール体験を実施する場合、子供への年齢制限によりファミリーへの訴求が難しくなりますが、本AR単眼ゴーグルの場合は、1眼での体験になり、お子様の年齢を気にする事なく体験の提供が可能となる。
お父さんとお子様でチャレンジするようなゲーム体験キャンペーンなど、ワンダーリーグでは企画からイベント実施までサポート可能となる。