『日本ゲーム大賞2018 アマチュア部門』の応募概要決定 募集テーマは「うつす」…AR/VRを使用した作品も可


一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会は、今年の優れた作品を選考・表彰する『日本ゲーム大賞2018 アマチュア部門』の本年度の募集テーマと審査ポイントを発表した。今年の募集テーマは、「うつす」で、「コンセプト」・「完成度」・「技術力」の3つの評価軸するという。

アマチュア部門を運営する人材育成部会は、

かなり多くの意味を含んだ言葉となっており、直接的な用法だけでなく、間接的な作用としても幅広く想像力がかき立てられるテーマとして、今回選出しました。既存のゲームデザインの中に、ただ単にテーマ要素を追加しただけのものでは無く、「うつす」という言葉から発想を得て、より深くより新しいゲーム体験が味わえる作品を見せて頂きたいと思います。皆様の挑戦、お待ちしております。

とコメントを発表している。

プラットフォームは、パソコン(Windows 10、Windows 7)、スマートフォン(Android、iOS)の2つで、AR(拡張現実)、VR(仮想現実)を使用する作品も可能だ。


■応募作品は「コンセプト」・「完成度」・「技術力」の3つの評価軸で審査
これまでの4つの評価基準「コンセプト/完成度/プログラム/グラフィック」から、プログラム、グラフィックやサウンドなども含めた総合的な「技術力」に統合し、「コンセプト」・「完成度」・「技術力」の3つの評価軸で審査する。

○「コンセプト」
ゲームの中核となる部分のアイディア・斬新さを評価。
(例:ゲームの内容やゲームルールの設定、テーマの反映など)

○「完成度」
作品としての完成度を評価。
(例:ゲームの作り込み具合やレベル調整、ゲームバランスなど)

○「技術力」
プログラム、グラフィック、サウンド等の技術的な到達度を評価。
(例:自作リソースの品質、プログラム表現、エンジンやアセットの活用法など)

応募受付は5月1日(火)6月30日(土)まで。郵送またはWebで受け付けます。

選考は、プレイ映像の視聴による第一次審査、試遊による第二次審査と最終審査を経て、9月22日(土)に予定している「日本ゲーム大賞2018アマチュア部門発表授賞式」(場所:東京ゲームショウ2018内イベントステージ、会場:千葉県幕張メッセ)にて、「大賞」、「優秀賞」、「佳作」を発表。栄えある大賞作品には賞金50万円、優秀賞には賞金5万円を副賞として贈呈します。


■「日本ゲーム大賞 2018 アマチュア部門」応募要項

【応募資格】
年齢、性別、国籍、個人、法人、団体を問わずアマチュアの方を対象とする。
※ 但し、日本国内在住者に限る。
※ 応募作品数の制限はない。
※ 会社所属、契約、フリーランスなどの勤務・雇用形態に関わらず、ゲーム制作の対価報酬を得られている方につきましては、プロのゲームクリエイターとみなす。

【募集テーマ】「うつす」
応募に際しては、「うつす」というテーマに即した具体的な表現、手法などを用いて制作された作品を対象とします。テーマを用いた箇所については、必ず応募時に具体的に記述をお願いします。今回のテーマをどのように表現しているか、またその完成度合が評価の重要な要素となります。テーマの表現が希薄である、またはテーマが感じとれない、また予め制作済みの作品に対してあまりに強引にテーマと結びつけたような場合は、評価にネガティブな影響がでる場合がありますのでご注意ください。

【プラットフォーム】
① パソコン:Windows 10、Windows 7
② スマートフォン:Android、iOS
※AR(拡張現実)、VR(仮想現実)を使用する作品も可。
※詳細は日本ゲーム大賞公式ホームページで確認しよう。
URL:http://awards.cesa.or.jp/

【応募期間】
2018年5月1日(火)~ 6月30日(土)23:59
※郵送は6月30日消印有効。Webは6月30日(土)の23時59分までに応募を完了しよう。

【表彰】
大賞(1作品)/ トロフィー・副賞:50万円

優秀賞(該当数)/ トロフィー・副賞:5万円

佳作(該当数)/ トロフィー

*「個人賞」は、団体作品と遜色ない優秀な作品が毎年最終選考に残る事実を鑑み、本年より統合した。

【審査方法】

第一次審査
プレイ映像の視聴審査により、2次審査進出作品を決定。

第二次審査
各作品の試遊審査を行い、最終審査進出作品を決定。
最終審査
最終審査選出作品全てについて試遊審査。審査員の協議により受賞作品を決定する。

【選考委員】
業界誌編集者、クリエイター等で構成

【発表授賞式】
9月22日(土)
場所:「東京ゲームショウ2018」内イベントステージ
会場:千葉県 幕張メッセ