フィールズ、18年3月期業績予想を下方修正…売上高、利益とも従来予想のレンジ下限割れ 法改正の影響がパチンコ・パチスロ事業に影響

フィールズ<2767>は、2月20日、2018年3月期通期の連結業績予想の修正を発表、売上高は従来予想の820~850億円から625億円、営業利益は同10~20億円から60億円の赤字、経常利益は同0~20億円から60億円の赤字、当期純利益は同0~10億円から66億円の赤字と大幅赤字計上の見込みとなった。
 

遊技機販売市場においては、「風適法施行規則改正」が公布・施行された。これにより、下半期(10~3月)及び次期以降の遊技機開発、製造、販売に大きな影響を及ぼしている。保通協では、2018年1月31日を申請期限とする旧基準機の型式試験が長期化している状況が続いている。

同社のパチンコ・パチスロ事業は、第3四半期連結累計期間(4~12月)までおおむね計画通りの進捗となった。一方、第4四半期(1~3月)は、当初販売を予定していた大型タイトルを含む複数機種が、上述の影響などもあり現時点で型式試験の結果交付がなされておらず、当期中の販売および売上計上が困難であると判断した。この結果、通期販売台数計画は27万台から19万台となった。

これにより、売上高ぷpび売上総利益は期初計画を下回る見込みとなり、経営効率化施策等などより販管費は大幅に改善しているが、以上のような要因により、営業利益も期初計画を下回る見込みとなった。
円谷フィールズホールディングス株式会社
https://www.tsuburaya-fields.co.jp/

会社情報

会社名
円谷フィールズホールディングス株式会社
設立
1988年6月
代表者
代表取締役社長 グループ最高経営責任者 山本 英俊
決算期
3月
直近業績
売上高1419億2300万円、営業利益118億2700万円、経常利益129億4700万円、最終利益115億5100万円(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
2767
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