タカラトミーアーツは、本日(2月28日)と明日(3月1日)、東京都内で「2018年夏商談会」を開催し、2018年1~4月に発売する新製品を中心に展示した。最も注力するコンテンツは、女児向けアーケード筐体『キラッとプリ☆チャン』だろう。ブースの入り口に大々的に出展されており、同社としての注力ぶりが伺えるものだった。実際、多くの業界関係者が足を止めて筐体を試遊しているほか、スタッフにしきりに質問している姿が目立った。
現在開発中の筐体を2台展示し、会員証の作成からキャラクター、コーデとフォロチケ読み込み、ライブ(リズムゲーム)、新しく入ったSNS要素「プリスタグラム」、プリチケ印刷まで一連の流れが遊べるようになっていた。キャラクターも一回り大きくなり、これまで以上に臨場感のあるライブが楽しめる。現在の開発進捗状況は50%ほどになるそうだ。全く問題なくプレイできたのだが、これから最も時間のかかる、細部の調整になるのだろうか。4月の稼働開始に向けてラストスパートに入るようだ。
■インゲーム:リズムゲームは『プリパラ』と同じく、ワンボタンで遊べるシンプルな内容となっている。小さな子供やリズムゲームの苦手な人も安心して楽しめる。
■キラッとチャンス
■コーデーシーン&グループ結成
■フォロー画面。この後、プリスタグラムでフォローした人に「いいね♥」を送ることができる。発表時は時間がかかるかと思ったが、短時間で終了する。 ▲キラチケ。写真では伝わりづらいのだが、『プリパラ』から印刷技術が大きく進歩し、これまでとは新しい表現手法を使ったキラキラのカードが印刷できるようになったという。
展示会では、関連の玩具やグッズを展示していた。
■『プリ☆チャンキャスト』と『やってみたアプリセット』
本日の報じた『プリ☆チャンキャスト』と『やってみたアプリセット』が出展されていた。『プリ☆チャンキャスト』にアプリをセットすると、プリ☆チャンアイドルのボイスと音、光でライブをはじめとする様々なコンテンツが楽しめる。端末に3つまでキューブ型のアプリをセットすることができ、組み合わせによって遊べるコンテンツが変わってくるという。
展示されていたアプリは、みらいVer.とえもVer.の2種類のほか、本日発表のあんなVer.とさらVer.も展示されていた。アイドルのライブシーンが追体験できるような演出だけでなく、ボイスが流れてセットしたキャラ同士の掛け合いなども楽しめるそうだ。占いや光に合わせて遊ぶゲームなども用意されているという。キラッとアプリの裏側にはQRコードが印刷されており、筐体に読み込ませることで限定コーデが手に入る。
【関連記事】
・タカラトミーアーツ、アーケード筐体『プリパラ』と『キラッとプリ☆チャン』をつなぐ「おひっこシステム」を発表! アニメは4月8日(日)10時スタート!
▲みらいVer.とえもVer.
▲さらVer.とあんなVer.■『プリチケセット』
このほか、『プリパラ』と同じようなコーデとフォロチケをセットにした『プリチケセット』2種と、プリチケやキラチケ、フォロチケを収納する『プリ☆チャンファイル』なども発売する予定。このほか、食玩なども別の場所で展示されていた。
【その他のレポート】
・「カードキャプターさくら クリアカード編」関連グッズを幅広く出展…4月からの地上波での放送に合わせて展開強化か
・ガチャがスマホアプリ「Payke」と連携 インバウンド向けに使い方を説明 「パンダの穴」新作『マー大陸』も展示
・"インスタ映え"するぬいぐるみや、最大規模のそうめんスライダー、知育玩具までユニークな新商品を多数展示
© T-ARTS / syn Sophia / テレビ東京 / PCH製作委員会
会社情報
- 会社名
- 株式会社タカラトミーアーツ
- 設立
- 1988年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 近藤 歳久
- 決算期
- 3月