App Store売上ランキングの1週間を振り返る　『ブラウンダスト』好スタート　モブキャスト版『キングダム』がTOP30復帰　周年タイトル好調

3月12日～3月16日のApp Store売上ランキングの動きを振り返ろう。この週の特徴としては、3月14日のホワイトデーに合わせて各種のイベントやキャンペーンを行うタイトルが多く、ランキングに変動が見られたことだろう。また、韓国NEOWIZが3月7日にリリースした新作『ブラウンダスト』がTOP30に入ったことや、モブキャスト『キングダム 乱 -天下統一への道-』がいったん順位を落ち着かせた後、施策によってTOP30に復帰したことも注目される。

このほか、非常に目立った動きとして、『グランブルーファンタジー』や『バンドリ！ガールズパーティ！』のように周年記念を迎えたタイトルの強さも目立った。スマホゲームでは周年記念を迎えたタイトルはキャンペーンやイベント、コンテンツの追加など大々的な施策を打つことが多く、それに合わせて売上も大きく伸びる傾向にある。下のグラフは、『バンドリ！ガールズパーティ！』のランキング推移だが、3月10日以降、ランキングの変動幅が小さくなり、上位をキープしていることが確認できる。

  出所：AppAnnie


 
Cygamesの『グランブルーファンタジー』が24位から3位に浮上した。3月10日19時より、期間限定で「Wスターレジェンド10連ガチャ」を開催している効果が大きかったようだ。「Wスターレジェンド10連ガチャ」は、【期間1】【期間2】でそれぞれ1回のみ購入できる、特別な10連ガチャとなっており、SSレアの装備が必ず1回以上出現する。これが売り上げ増加に繋がっているようだ。そのほか、同タイトルは3月10日にサービス開始4周年を迎えており、これを記念して「4th Anniversary キャンペーン」も行った。

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韓国のNEOWIZが3月7日より配信開始した最新作『ブラウンダスト』が29位と初のトップ30入りを果たした。本作では、傭兵団の長として傭兵を指揮し、敵傭兵とのバトルで勝利を目指す采配バトルRPG。このまま上位に定着し、新たな海外タイトルの成功例となっていくのか、その動向が引き続き注目されるところ。

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モブキャスト<3664>のスマートフォン向け新作ゲーム『キングダム 乱 -天下統一への道-』がApp Store売上ランキングで26位（ゲームカテゴリーでは23位）と2月25日以来のTOP30に復帰となった。武神ガチャで期間限定で、秦国大将軍UR「麃公」をはじめ、R隆国、SRシュンメンを追加するアップデートを行っており、売上を伸ばした模様だ。
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Aiming<3911>の『CARAVAN STORIES（キャラバンストーリーズ）』が前日の179位から17位まで急浮上した。3月13日より、新イベント「ローモンド湖の水ぜんぶ抜く大作戦」とともに、「アドリアス」など人気の男性キャラクターをピックアップした「ホワイトデーガチャ」を実施していることが順位を押し上げたもようだ。
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Happy Elementsの『あんさんぶるスターズ！』が前日の80位から5位に急上昇した。3月14日15時より、キャンペーン「スカウト！ケダモノ」を開始した。「★5カード[妖艶な翻弄]鳴上 嵐」や「★4カード[早熟の眼差し]南雲 鉄虎」などの登場が注目を集めたようだ。
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Wright Flyer Studiosの『アナザーエデン 時空を超える猫』が91位から12位に上昇した。「IDAスクール編Ⅱ 胡蝶の街と天の揺り籠 After Incidents」を公開したほか、アナザースタイルの「イスカ（CV：石川由依）」との出逢いが期間限定で登場したことが順位を押し上げたようだ。
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