【ゲーム株概況(3/20)】カプコンが終値ベースで5000円大台乗せ 『刀使ノ巫女』好発進を追い風にNJHDが続伸 サイバーステップは後場失速
3月20日の東京株式市場では、日経平均株価は3日続落となり、前日比99.93円安の2万1380.97円で取引を終えた。フェイスブックのユーザー情報流出問題により、前日の米国市場が大幅反落となった流れを受けて、国内市場も朝方から売り物が先行した。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、カプコン<9697>がこの日も高値を更新し、終値ベースで5000円大台に乗せてきた。『モンスターハンター:ワールド』の世界的な大ヒットが足元の業績を大きく押し上げるのではとの期待が引き続き評価の底流にあるようだ。
また、Aiming<3911>やトーセ<4728>などが買われ、NJホールディングも上げ幅を縮小したものの続伸した。NJホールディングスは、子会社ゲームスタジオが受託開発したスクウェア・エニックスの最新作『刀使ノ巫女 刻みし一閃の燈火』が早くもApp Storeの売上ランキング(ゲームカテゴリー)で30位台に登場(関連記事)したことも追い風となっているもよう。
半面、KLab<3656>は前日の後場に買われていた反動から売り物が先行し、ケイブ<3760>やサイバーエージェント<4751>の下げもきつい。
サイバーステップ<3810>は、前日に2018年5月期の通期業績予想の上方修正を発表したことや、新作『相剋のエルシオン 光と闇の輪廻』の事前登録を開始したことを発表し、前場は買いが先行したものの、買い一巡後はマイナス圏に沈む形となった。
■関連銘柄
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、カプコン<9697>がこの日も高値を更新し、終値ベースで5000円大台に乗せてきた。『モンスターハンター:ワールド』の世界的な大ヒットが足元の業績を大きく押し上げるのではとの期待が引き続き評価の底流にあるようだ。
また、Aiming<3911>やトーセ<4728>などが買われ、NJホールディングも上げ幅を縮小したものの続伸した。NJホールディングスは、子会社ゲームスタジオが受託開発したスクウェア・エニックスの最新作『刀使ノ巫女 刻みし一閃の燈火』が早くもApp Storeの売上ランキング(ゲームカテゴリー)で30位台に登場(関連記事)したことも追い風となっているもよう。
半面、KLab<3656>は前日の後場に買われていた反動から売り物が先行し、ケイブ<3760>やサイバーエージェント<4751>の下げもきつい。
サイバーステップ<3810>は、前日に2018年5月期の通期業績予想の上方修正を発表したことや、新作『相剋のエルシオン 光と闇の輪廻』の事前登録を開始したことを発表し、前場は買いが先行したものの、買い一巡後はマイナス圏に沈む形となった。
■関連銘柄
会社情報
- 会社名
- 株式会社カプコン
- 設立
- 1983年6月
- 代表者
- 代表取締役会長 最高経営責任者(CEO) 辻本 憲三/代表取締役社長 最高執行責任者(COO) 辻本 春弘/代表取締役 副社長執行役員 兼 最高人事責任者(CHO) 宮崎 智史
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1524億1000万円、営業利益570億8100万円、経常利益594億2200万円、最終利益433億7400万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9697
会社情報
- 会社名
- 株式会社エヌジェイホールディングス(NJHD)
- 設立
- 1991年12月
- 代表者
- 代表取締役社長 筒井 俊光
- 決算期
- 6月
- 直近業績
- 売上高96億9800万円、営業利益1億200万円、経常利益9600万円、最終利益2億7400万円(2024年6月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 9421