PlayFusion、Crytekと提携 CRYENGINEにマルチプレイAR機能を補完


PlayFusionは、Crytekと戦略提携をしたと発表した。今回の提携で同社の開発プラットフォームであるEnhanced Reality EngineにCRYENGINEの機能を付加するためにCrytekにライセンスを供与する予定だ。

Crytek創立者で共同最高経営責任者(joint CEO)のアブニ・イエルリ氏は

「PlayFusionの先見性のある技術は、当社の既に強力なゲーム開発プラットフォームCRYENGINEに次のレベルのマルチプレーヤーの拡張現実(AR)をもたらす。業界で最も機能が豊富で高性能なAR技術でCRYENGINEを補完することで、圧倒的レベルのリアリズムを備えた魅力的な視覚体験へと人々をシームレスに引き込むという当社の能力は完全に達成される。今日のグローバルな開発者コミュニティーの創造的、技術的な強さは、生活に驚くべき新たな体験をもたらす好機とするものであり、これらはこの仕事に最適のツールである」

とコメントを発表している。

また、PlayFusionのマーク・ジェラルドCEO兼最高技術責任者(CTO)は

「今日のゲームエンジンの動作を定義しただけでなく、フォトリアリスティックでリアルタイムの3Dにとって疑いのない旗手でもあるCrytekから強化現実技術のパートナーに選ばれたのは大変な名誉である。われわれはCrytekと協業して最先端技術を発展させ、業界における強化現実の新しい規格を確立することを楽しみにしている」

と述べている。

PlayFusionとCrytekは今後数カ月間で提携に関する追加的な詳細を共有していくとのこと。