
サムスン電子ジャパンは、早稲田大学 基幹理工学部 表現工学科で開始するVR制作講座において、「Galaxy Gear VR with Controller」をはじめとするGalaxy製品での機器および技術サポートの実施を決定した。
早稲田大学 基幹理工学部表現工学科では、科学技術と芸術表現を融合・横断によるイノベーションを生み出す教育・研究を理念とし、設立当初から立体視映像(3D)やバーチャルリアリティ(VR)コンテンツの制作手法を学ぶ専門科目として「立体映像表現」 および 「バーチャルリアリティ制作」を開講している(担当教員:河合隆史・早稲田大学教授、井上哲理・神奈川工科大学教授)。
また、河合隆史研究室では、3DやVRをはじめとした先進映像を対象に人間工学の観点から研究を行うとともに、当該分野の人材育成に注力している。これらの講座は2018年度より開始され、それぞれ前半が理論、後半が実習形態で設定された課題に対し、受講生が取り組んでいく予定だ。
一方、Galaxyは様々なVR分野のパイオニアとして、いち早くコンシューマー向けVR製品を発売、常に先駆的なデバイスで市場開拓に取り組んでいる。「Galaxy Gear VR with Controller」は、コードレスで高画質な360度コンテンツが楽しめるゴーグル型ヘッドマウントディスプレイとして、ゲームはもちろん、エンターテイメントやBtoBなど、様々な分野で活用している。
そしてこの度、早稲田大学におけるVR制作講座へGalaxy製品を提供することで、未知の部分が多いVRコンテンツ開発手法の発展、ひいては今後のVR分野への貢献の一助となると考え、機器や技術サポートを実施するという。また、Galaxy Gear VRを複数台制御可能な教育向けVR一斉配信システムをクロスデバイス社が担当し、VRシステム開発やVRライブ配信など多数のVRソリューションの導入実績をもつ同社がシステム技術面でサポートする。