リベル・エンタテインメントは、恋愛リズムアドベンチャー『アイ★チュウ』のゲーム内で大人気のユニット「Alchemist」のソロイベントを、4月29日に開催した。本記事では、その公式ライブレポートをお届けする。
<以下、公式ライブレポート>
iOS/Android向け恋愛リズムアドベンチャー「アイ★チュウ」が、ゲーム内で大人気のユニット『Alchemist』のソロイベントを2018年4月29日(日)に渋谷duo MUSIC EXCHANGEにて開催した。ゲーム内のユニットのソロライブは昨年12月に開催された『POP’N STAR』に続いての二度目であり、今回は前回と違いバックバンドを引き連れてのライブコーナーがあることに加え、トーク・朗読等盛りだくさんな内容となった。ステージにはAlchemistより夜鶴黒羽役 小林裕介・麗朔空役 西山宏太朗・バベル役 内匠靖明・の三人が登場し、ゲストとしてゲーム内ユニット天上天下に所属する朴木十夜役 峰岸佳と、さらにはサプライズゲストとしてゲーム内でAlchemistのマネージャーを務めるUJ役 寺島惇太が登場し会場を大きく盛り上げた。
「アイ★チュウ」は女性ユーザーを中心に大人気のiOS/Android向け恋愛リズムアドベンチャー。ユーザーはとある有名芸能事務所が設けたアイドルの卵(アイチュウ)を育成する学園「エトワール・ヴィオスクール」の教師兼プロデューサーとなり、アイチュウ達を一人前のアイドルとして成長させる。ゲーム内には9組のユニット、総勢32名のアイチュウと9人の魅力的なマネージャー達が登場し、彼等との恋愛を楽しむことが出来る。現在、ストーリーが進行し第三部が開幕している。CDの発売や2.5次元舞台化もされおり、多方面から注目を浴びているコンテンツだ。
開幕から早速今回のステージの特色である生バンドの演奏が流れ出すと、それに合わせてOPムービーが始まる。ムービーがあけると、小林裕介・西山宏太朗・内匠靖明が登場し早速の楽曲披露。1曲目は『Never Over』で、3人はキャラクターになりステージを縦横無尽に動きながら楽曲を歌いあげる。『Never Over』はAlchemistがゲーム内に初登場した時の楽曲で、いわばデビュー曲だ。そのデビュー曲をAlchemistの声でキャスト達がバンドを引き連れ歌う様は、まさにゲームが現実化したかの様な光景であり開幕から会場のテンションは大きく上がることとなった。短いMCを挟んでの2曲目は『電脳マトリクス』。Alchemistらしいデジタルサウンドながら尖ったナイフのような楽曲は、生バンドのライブで観るとより一層魅力を増して強力で、あっという間の開幕2曲だった。
楽曲が終わると自己紹介を兼ねたMCタイム。MC中はキャスト達本人の顔に戻り、生バンドでのライブを開催できたことへの感慨などを朗らかに語る。トークの最後にはバンドメンバーの紹介も挟まり、ステージに居る全員がチームとしてまとまっていることを感じさせてくれる一幕となった。
MCが終わると小林裕介のフリで『哀しい雨』がスタート。前の2曲と比べてスローテンポな『哀しい雨』はキャスト達の個性を際立たせる。Alchemistの3キャラクターはどれも人気が高いが、西山宏太朗演じる麗朔空は2017年のゲーム内総選挙で1位を取ったこともあり特に人気が高い。3人はゲーム内で発揮されていたキャラクターのカリスマ性をステージでもしっかりと発揮し、観客達はタイトルの通りしっとりとした哀しさを滲ませるナンバーを静かに聴き入った。
楽曲が終わってのMCのさなか、キャスト3人の呼び込みで朴木十夜役の峰岸佳が登場し舞台は次のステップへ。峰岸演じる朴木十夜は天上天下のメンバーの一人で、前述したゲーム内総選挙「I★Chu Award 2016」で抽選によって決まるラッキーボーイに選ばれたキャラクターだ。ステージに登場した峰岸は、そのラッキーボーイの賞品であるソロ楽曲『ゆらゆらり』を披露。天上天下は和風なユニットで、その中でも朴木十夜はおっとりとした包容力に溢れるキャラクターだ。そのキャラクター性を十二分に反映した『ゆらゆらり』はステージで聴いてもその良さを失わず、個性豊かなキャラクター達が数多く登場するアイ★チュウ世界を存分に感じさせてくれるステージとなった。
峰岸の歌唱が終わると、サプライズとしてさらにもう一人のゲストのUJ役 寺島惇太が登場。5人でトークを繰り広げ、会場の空気を温めた。トークが終わると峰岸と寺島は退場し再びの楽曲披露へ。楽曲は今回のライブのテーマでもある『SAVIOR』だ。先ほどまでの朗らかなトークの雰囲気から一転しステージ上は完全にAlchemistの世界に染まる。楽曲中にはバンドメンバー達によるソロパートもあり、CD以上のすさまじい熱量を披露してくれ、大歓声のやまない楽曲披露であった。
『SAVIOR』が終わると今度はゲストの2人を含む5人でのミニドラマ朗読コーナーだ。開幕の一言目が寺島演じるUJの「近未来、何度目かの世界大戦が起こり大気は汚染された」であり、会場にどよめきが走る。今回のストーリーは、世界を救う救世主のセイバーである3人のAlchemist達がロボットであるUJと共に、朴木十夜に導かれて対となる救世主であるプロデューサーを眠りから目覚めさせ世界を救うという物。なんとも厨二感あふれるSFストーリーは、終盤に朴木十夜の裏切りやUJの自己犠牲があったりとまさに波乱万丈で、会場全体をハラハラドキドキと楽しませてくれた。最後には全てのストーリーがバベルの創作したものであることも明かされ、スリルとコミカルにあふれた当日この場所に来たからこそ楽しめる特別なひと時となった。
朗読が終わると5人によるトークとミニゲームパートが始まる。ミニゲームは寺島が司会進行を務め「シンクロSAVIOR」と題されたゲームが行われた。4択の中から観客達が選んだ答えと同じものを選択できたキャストが勝利という物だ。ゲームの結果、勝者は西山宏太朗となり朗読劇の中に登場した真の救世主であるセイバーの名誉を勝ち取った。
ゲームが終わると最新情報披露のコーナー。エイプリルフールイベントで配信されたニュースは9人のマネージャー達『MG9』の楽曲『Nice to Meet You! ~We are MG9!~(ゲームsize)』が、5月2日にはiTunes Store・レコチョク他各音楽配信サイトにて配信スタートするというもの。大きなニュースの披露に会場から歓声が上がり、熱い盛り上がりの中Alchemist初のユニットソロライブを大成功で締めくくった。
が、イベントはこれでは終わらなかった。会場は大歓声のアンコールで満たされ、その声に応えて『We are I★CHU!』の披露へ。バンド・Alchemistの3人に加えゲストの二人も参戦し、5人揃っての楽曲披露はこの日一番の大きな盛り上がりを見せ、2018年のアイ★チュウの成功を確信させるイベントとなった。
最新情報
■特報
・MG9楽曲「Nice to Meet You! ~We are MG9!~(ゲームsize)」ゲーム内配信開始!
5月2日 0時より、iTunes Store・レコチョク他各音楽配信サイトでも配信スタート!
会社情報
- 会社名
- 株式会社リベル・エンタテインメント
- 設立
- 2006年9月
- 代表者
- 代表者 林田 浩太郎
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高50億9600万円、経常利益11億0700万円、最終利益8億2900万円(2021年12月期)
- 上場区分
- 非上場