8月9日付の日本経済新聞朝刊は、孫 泰蔵 氏が社長を務めるベンチャー育成会社モビーダジャパンがスタートアップベンチャーへの少額投資と技術指導を組み合わせた新型のベンチャーキャピタル事業「シード・アクセラレーション」を開始する、と報じている。
報道によれば、米IT業界で盛んになってきた「少額・多数投資」を活用し、アジア発の次世代ベンチャーを掘り起こす狙い。ソーシャルメディアやスマートフォンなどネット関連に特化して投資し、1件あたりの投資額は最大500万円程度にとどめ、投資先を1000社程度に分散させる、とのこと。
8月から事業案を募集し、選抜した企業には3ヵ月間、ベンチャー経営者や技術者が集中指導を行ったうえで、モビーダや外部投資家が出資する、としている。