エキサイト、広告販売が伸び第2四半期の営業益予想を125%上方修正

エキサイト<3754>は、本日(8月10日)、第2四半期累計(4~9月期)の連結業績予想を上方修正し、売上高51億円(前回予想50億円)、営業利益9000万円(同4000万円)、経常利益1億2600万円(同6000万円)、四半期純利益1億4000万円(同5500万円)とした。

従来予想からの修正率は、売上高20.%増、営業利益125%増、経常利益110.0%増、四半期純利益154.5%増だった。

同社では、上半期(4~9月)の営業活動について慎重な見通しを持っていたが、6月に需要が次第に回復し、震災の業績への影響は、期初計画に比べると落ち込みが小さいと判断できる状況となった、としている。

広告・課金事業における広告販売が前年同期を上回る水準で推移したことに加え、持分法適用会社の業績が堅調に推移していることが主な要因だったようだ。

四半期純利益については、経常利益段階までの上ぶれや2010年9月の事務所移転に係る「敷金及び保証金清算益」だった。

なお、エキサイトの同日発表した第1四半期(4~6月期)の連結業績は、売上高25億4000万円(前年同期比2.9%増)、営業利益4200万円(前年同期6800万円の赤字)、経常利益5500万円(同7000万円の赤字)、四半期純利益6900万円(同1億2000万円の赤字)だった。

2012年3月期は、売上高106億円(前期比3.7%増)、営業利益3億円(同41.6%増)、経常利益3億2000万円(同33.1%増)、当期純利益3億1000万円(同63.4%増)を見込む。