ドリコム<3793>は、本日(7月31日)開催の決算説明会で、バンダイナムコエンターテインメントから6月25日より配信されている『デジモンリアライズ』を開発を担当していることを明らかにした。アプリは7月18日に200万ダウンロードを突破し、セールスランキングでもTOP30に入るなど好調な出足となっている(関連記事)。
内藤裕紀社長は、第1四半期の決算への寄与は6日ほどとなるため大きくないとしながら、「スタートは好調だ。インストール数だけでなく、セールスもランキングで30~40位と良いのでは」とコメントした。最近、初動だけ良くてその後落ちてしまう新作が目立っているが、その後も好調に推移しているという(足元は大型イベントの告知が出ているため、ある種の買い控えになっているとのこと)。第2四半期の業績からフルに寄与することになる見通し。
なお、同社では、アプリマーケットの状況を鑑み、新作タイトルの開発本数を絞りこみ、よりクオリティを重視する姿勢に転じたとのこと。方針転換後の1本目が本作になるわけだが、ユーザーからの評価も良好で、方針転換が一定の成功につながったといえよう。気になる2本目については随時発表するという。リリース前に発表することもあれば、今回のように決算説明資料で公開するとのこと。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ドリコム
- 設立
- 2001年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 内藤 裕紀
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高97億7900万円、営業利益9億300万円、経常利益7億9300万円、最終利益1億400万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3793