「シーグラフアジア2018」のオンライン登録受付は、日本時間の8月8日午前0時から開始


ケルンメッセは、2018年12月4日~7日に東京国際フォーラムで開催する、コンピュータ科学分野の国際学会(ACM)の分科会「シーグラフアジア2018(SIGGRAPH ASIA 2018)」の、全プログラムのオンライン登録受付を、8月8日午前零時(日本時間)から開始すると発表した。

また、SIGGRAPH ASIA 2018の基調講演者がデヴィッド・オー博士(NASA)、エリック・ドメイン教授(マサチューセッツ工科大学)、林要氏(GROOVE X)の3氏に決定したことを、あわせて発表した。

各プログラムの受講料はACM SIGGRAPH会員 / 非会員 / 学生の3タイプに分かれているほか、早期申込み割引(2018年10月26日まで)を用意している。今回初めて、国内教育機関に在籍する学生向けの特別受講パス「Student One Day Pass(学生1日パス)」を発行する。また、団体割引(10名以上)も用意されています。受付は専用サイトで行い、支払はクレジットカード並びに銀行振込で受け付ける。各プログラムの受講対象や各料金の詳細は、下記専用サイトを参照しよう。

■基調講演者が決定

SIGGRAPH ASIA 2018の基調講演者は、次の3名に決定した。講演テーマなど詳細が決定次第、改めて発表する予定となる。基調講演者決定について、SIGGRAPH ASIA 2018カンファレンス・チェアを務める安生健一氏(OLMデジタル)は、次のようにコメントしている。

「SIGGRAPH ASIA 2018の開催テーマ「Crossover」を踏まえて、CGやインタラクティブ技術に近くありながら、その範囲を越えたさまざまなジャンルの中から、宇宙、折り紙、ロボットについてご講演いただけるプロフェッショナルを探した。これらのテーマに絞りこんだ上で、最高のスピーカーを招聘できることとなり、大変嬉しく思います。それぞれのお立場から、特に未来感のある、楽しいお話を伺えることを期待しています」

■基調講演者紹介

・デヴィッド・オー博士(NASA JPL)

オー博士は現在、米航空宇宙局(NASA)ジェット推進研究所(JPL)のリード・システム・エンジニアであり、NASAの最新ディスカバリー・ミッションである小惑星「プシケ(Psyche)」の金属世界への旅における、エンジニアリング技術の専門家として知られている。

・エリック・ドメイン教授(マサチューセッツ工科大学)

マサチューセッツ工科大学のコンピューターサイエンスの教授を務めています。ドメイン教授の研究対象はアルゴリズム、データ構造、計算幾何学、分散コンピューティング、グラフ理論、計算複雑性理論など多岐にわたり、とりわけ折り紙(オリガミ)の数学の研究において多大な貢献をしている。

・林要氏(GROOVE X CEO代表取締役)
林氏は現在、次世代家庭用ロボット「LOVOT(ラボット)」を開発している、注目の実業家となる。GROOVE X設立以前は、ソフトバンクで「Pepper」プロジェクトで要職を務めたほか、トヨタ自動車で自動車のエアロダイナミクス開発に従事していた。


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