ビーライズ、ハウステンボスに「StarVR One」を使用した「VRライドマシン」らを期間限定で一般展示へ 


ビーライズは、8月29日・30日に、ハウステンボスハーバータウン ゲームミュージアム2Fで「VRライドマシン」「VR歩行装置」等、VR業界初・最先端のVR製品・VRコンテンツを一般展示すると発表した。

技術的な内容は27日@タワーシティ会議室で講演するという。またVRライドマシンと歩行装置は「StarVR One」を使用予定とのこと

<展示内容>

■VRライドマシン + 高所コースター + StarVR One


広島市立大学発第1号ベンチャー企業「株式会社Lumbus(ランバス)」が製造・販売するVRライドマシン「Lumbus」は、従来の複雑な構造ではなくバランスボールと2本の軸を融合させた簡易構造で揺動角度20度を実現した。VRに体感をプラスし、リアルでスリリングなVR体験が可能なモーションプラットフォームとなる。VRコンテンツは揺動角度20度を最大限体感できるVRライドマシン専用コンテンツ「高所コースター」を楽しめる。


■VR歩行装置 + 洞窟探検 + StarVR One
 

VR環境内を全方位に歩行可能なシステム。前歩きだけでなく、横歩きや後ろ歩きも可能。従来のコントローラーによるVR空間内移動は実際の感覚と違うためVR酔いの原因となっていたが、VR歩行装置は重心変化、大腿部の動きを計測しVR内での自然な歩行感覚を提示する。従来の歩行装置とは異なり、簡易的な構造で足が滑ることなく安全でより自然な歩行体験が可能となる。

*広島市立大学共同研究。特許出願中。
 
VR歩行装置体験中の様子(StarVRは開発版を使用)


■歩行装置+力覚体験(SPIDAR)
 

VR歩行装置と力覚提示装置を融合させたシステム。歩行装置に加え,ウェアラブルなストリング型力覚提示装置(SPIDAR-W)によってVR環境内を歩きながら、VR環境内の物体に触れたときの手触りや形状をリアルに提示することが可能となる。

*東京理科大学+東京海洋大学+広島市立大学+首都大学東京との共同研究


■StarVR Oneについて

業界最広視野角210°モデル ~人間の視野角に最も近い視野角で今までにない没入感を実現~人間とほぼ同じ210度の視野角を持つ、VR業界最広視野角のVR ヘッド・マウント・ディスプレイとなる。StarVR One には、バーチャル・リアリティーでまったく新しいことを実現するために不可欠で重要な革新的技術が搭載されている。

VR向けに最適化されたStarVR独自のディスプレイ、内蔵型アイトラッキング、さらに汎用性の高いトラッキング・アーキテクチャーを備え、商業セクターと企業向けセクターの非常に要求の厳しい用途に合わせて、完全に新しく開発された製品となる。