エドガ、「パブリックスピーチ・トレーニングVR β版」をリリース スピーチや講演の練習をVR空間で


VRの企業向け導入支援・制作を行うエドガは、このたび、講演やスピーチのトレーニングをVR空間で行うシステム「パブリックスピーチ・トレーニングVRβ版」のリリースを発表した。

■人に見られる緊張を再現するだけでなく、身体データを収集し効率的なスピーチ練習をサポート
 

 
これまで、人前でのスピーチの練習をするために緊張感や高揚感を得ながら本番さながらの環境を用意するのは難しい。しかし、今回リリースした「パブリックスピーチ・トレーニングVR β版」を用いると、仮想空間の中に聴衆や壇上の臨場感を再現し、本番と同様の緊張を感じながらスピーチを練習することができるようになる。
 
また、人前での講演・スピーチをより聴衆に効果的に聴かせるには、ジェスチャーや声のスピード・強弱、会場全体への目配せなど、全身を使ったパフォーマンスが不可欠となる。本製品は単に本番と同様の環境を作りだすだけでなく、スピーカーの動きなど5種類のデータを収集・スコアリングしてスピーチスキルを定量的に表現することで、改善点を見つけやすくし効率的なスピーチの練習が可能になる。
 
 
<「パブリックスピーチ・トレーニングVR β版」で集計・スコアリングされるもの>
 
1) ジェスチャーダイナミズム判定:身振り・手振りの動きのデータを収集し、動きの大きさなどを計測
2) ヒートマップによる目配せ判定:目線の動きのデータを収集し、広範囲に目配せしているかを計測
3) 緊張度合いの判定:心拍数データを収集し、どれくらい緊張しているかを計測
4) 声の測定:音声データを収集し、声量を計測
5) 立ち振る舞いのレコーディング:自身の動きをアバターにレコーディングさせ第三者視点で確認
 
 
■商品情報
商品名 パブリックスピーチ・トレーニングVR β版
仕様 VRヘッドセット・PCなどにソフトウエアをインストールして提供
価格 以下へお問い合わせください。
<お問い合わせ先>
担当:エドガ 米本、山岡
Mail: info@edoga.jp
 
本バージョンではデフォルトで1パターンの会場や聴衆の規模が設定している。顧客の要望に応じて、シチュエーションなど個別カスタマイズが可能になる予定という。たとえば、企業のエグゼクティブによるスピーカー数百人規模のビジネスカンファレンスやニュース発表の記者会見など、VRならではの技術で本番に近い環境を仮想空間に再現することができるとのこと。