【TGS2018】NAOKI MAEDA率いるUnlimited Studio、新作『セブンスコード』を発表! "音楽ゲーム"ではない音楽ゲームに チャレンジングな要素多数の注目タイトル
Unlimited Studioは、本日(9月20日)、新作ゲーム発表会を「東京ゲームショウ2018」で行い、注目の新作タイトル『セブンスコード(SEVEN'S CODE)』を発表した。チャレンジングな要素が数多く取り入れられており、リリースが楽しみな一作といえそうだ。
Unlimited Studioは、音楽クリエイターの前田尚紀氏(NAOKI MAEDA)によって設立された、サイバーエージェントグループにおけるゲームスタジオで、本作はその第1弾タイトルとなる。前田氏が本作のプロデューサーも務めている。
気になるゲームの内容は、"音楽ゲーム"ではない、音楽ゲームになるとのこと。前田氏は、長きに渡って音楽ゲームを手がけてきたが、音楽ゲームの次なる進化を求めた作品で、「皆さんの知る音楽ゲームの要素を持ったシステムではない」。
世界観としては、世界に現れた7つの謎により、人類が滅亡の危機に立たされた状況からゲームのストーリーが始まる。この"7"は、音楽のコードの「セブンスコード」にかけたもので、ゲームプレイの中で謎を解いていくことになる。リズムアクションパートがバトル要素となっており、このなかで解いていくそうだ。どういうものかは後日、その内容を徐々に公開していく予定だ。
ただ、リズムアクションパートについては、一見さんお断りというような難易度ではなく、誰でも遊べるようになっているという。かといって、「とってつけたようなリズムゲームではなく、ディープなユーザーでも楽しめるようになっている」という。
本作の大きな特徴として、現実時間とともにゲームアプリがリンクし、ゲームの中にある世界がリアルタイムでどんどん変わっていく仕組みを取り入れるという。ストーリーが分岐し、謎の解き方を誤るとどういう方向に進むかわからない、とした。
また、1年間限定による運営方式を採用する。1年間でアップデートが終了し、エンディングを迎えてしまうそうだ。ドラマやアニメを見ている間隔で、毎週欠かさずに楽しむ間隔にしたいという。まず、シーズン1からスタートする。
さらに、ゲームと連動するリアル音楽イベントも開催する。謎を解くにあたって「音楽」がキーファクターになっているが、ゲームの中だけでなく、リアルな音楽イベントも絡ませていきたいと考えているそうだ。もちろん、遠方に住んでいて参加できない人へのケアも考えているそうだ。
なお、世界で活躍し、音楽シーンを賑わすクリエイターやイラストレーターが多数参加する予定。本作をきっかけに出世するような登竜門にしたいと考えているという。本作への参画クリエイターのオーディションも開催する予定。
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