セガサミーHD、10月1日付で管理機能に関する組織再編…グループ内で分散・重複している管理機能を集約

セガサミーホールディングス<6460>は、グループ経営の強化及び効率化に向け、グループ各社に分散している管理機能に関して10月1日付で再編を行う。まず、セガホールディングス、サミーに分かれている管理機能（経理、人事、財務、総務、法務、ITソリューション等）をセガサミーホールディングスに集約し、意思決定プロセスの集約を進めるとともに、重複機能の解消を進めることによる人財活用の強化、効率化を進める。

さらに、グループライセンス本部を新設し、セガホールディングス、セガゲームス、サミーに分散していたライセンス機能をセガホールディングスに集約し、意思決定プロセスの集約とIP（知的財産）戦略の強化を図る。

またリゾート関連事業については、リゾート事業本部を新設し、PARADISE SEGASAMMYとフェニックスリゾート、セガサミーゴルフエンタテインメントの戦略策定、政策推進、各事業会社の経営管理及びミッション達成に向けた管理・マーケティング・開発などの支援を行う。

このほか、セガホールディングス、サミーに分散していた内部監査・内部統制等の機能をインターナル・コントロール本部に集約し、グループの内部監査・内部統制機能の強化を図る。

同社では、8月以降、さらなる成長に向けた取り組みとして、オフィス移転を機にグループ各社の本社機能の集約を進めているという。グループ内で分散・重複している機能等を横断的に統合・再編し、意思決定プロセスの集約・標準化を進めることで、グループ経営の強化及び効率化を図る、としている。