【ゲーム株概況(10/9)】ベクターが一時S高…『幻想大陸エレストリア』の事前登録好調が評価材料に　エクストリームは下げ幅を拡大して3日続落

10月9日の東京株式市場では、日経平均株価は3連休を挟んで4日続落となり、前日比314.33円安の2万3469.39円で取引を終えた。国内市場は休場だった前日の米国市場でハイテク株が売られた流れが国内に波及したことに加え、東証の一部システムで障害が発生したことも市場の手控えムードにつながった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、全般に軟調な銘柄が目立つ中で、ボルテージ<3639>やgumi<3903>、モブキャストHD<3664>などが堅調な推移を見せた。

また、ベクター<2656>が一時S高となるなど、異彩を放つ強さを見せた。ベクターは、10月3日に事前登録の受付を開始した『幻想大陸エレストリア』の事前登録数が前週末10月5日に10万人を突破するなど好調に推移していることなどが株価の評価材料となっているようだ。

半面、サイバーエージェント<4751>やガンホー<3765>、グリー<3632>など主力株の一角がさえず、エクストリーム<6033>も下げ幅を拡大して3日続落と売られた。

ほか、バンク・オブ・イノベーション<4393>やエディア<3935>などの下げがきつい。


■関連銘柄