ITオフショア開発事業や投資事業を行うエボラブルアジア、ダズルへの資本参加


 
アジアを舞台に、オンライン旅行事業、訪日旅行事業、ITオフショア開発事業と投資事業を手掛けるエボラブルアジアは、VR事業やスマートフォンゲームの企画、開発、運用を行うダズルへの資本参加を発表した。出資額や出資比率については明らかにしていない。

ダズルは“進化するテクノロジーで「ちょっと未来(さき)」を創りつづける”をミッションに掲げ、VR(バーチャル・リアリティ)サービスの提供、スマートフォンゲームの企画、開発、運用事業などをおこなっている。VR領域におけるサービスとしては、エンターテインメント領域のVRコンテンツの提供をはじめ、自社サービスであるAccessiVRによってVRならではのデータ収集・分析機能を提供している。

UnityやUnrealEngineなど各種エンジンによるプロダクト開発を行っており、遊園地・テーマーパークのアトラクションと連動するタイプのVRコンテンツ開発や、協力プレイが可能なVRシューティングゲームなどの自社コンテンツを Lenovo社の「Mirage Solo」、HTC社の「HTC Vive」など主要なヘッドマウンテッドディスプレイ(HMD)対応で開発している。

エボラブルアジアによると株式取得の目的は投資事業の一環での取り組みであり、ダズルの今後の成長によるリターンを期待しているという。今季の業績に与える影響は軽微と見込んでおり、8月9日に公表した業績予想から変更はない。当社投資事業は、オンライン旅行事業及び訪日旅行事業、IT オフショア開発事業に続く収益基盤として期待しているとのこと。