カヤック、古民家再生および民泊運営を手掛けるくらつぐと業務・資本提携 くらつぐの鎌倉エリアでの事業立ち上げをサポート

カヤック<3904>は、本日(11月14日)、古民家再生および民泊運営を手掛けるくらつぐと業務・資本提携を締結し、鎌倉での古民家再生事業および民泊運営事業を展開することを発表した。なお、資本提携における具体的な出資額は非開示。

くらつぐは、「日本の伝統文化の象徴である古民家を活用することで、次世代のストックとして未来へ向けて継承し、日本の真の豊かさを実現したい。」をビジョンに、古民家総合プロデュース企業として全国の古民家再生・古民家資源活用による地域活性化支援や、宿泊施設の企画を行っている。国土交通省 観光庁は、「歴史的資源を活用した観光まちづくり連携推進室」で古民家をはじめとする歴史的資源を活用した観光まちづくりを促進しているほか、宿泊施設を核とした地域の活性化促進を図ることを発表している。

一方、カヤックは、地域にはお金ではない、あたたかな価値が眠っていると考え、2002年から鎌倉に本社を置き活動してきた。また、地域創生事業としてシティプロモーションの支援や、地域ならではのさまざまな魅力を生かして豊かさを実現する地域資本主義の提唱など、地域に根ざした展開を行っている。

今回の出資、業務・資本提携を通して、近年社会問題化している古民家をリノベーションし、宿泊や飲食といったホスピタリティ業を営むことにより、地域創生および活性化に貢献していく。カヤックは、くらつぐの鎌倉エリアにおける事業立ち上げをスピーディーにサポートするほかに、物件の発掘、PRおよびブランディング支援、提携先の紹介などを行っていく。

くらつぐでは、カヤックおよび個人投資家数名から合計で約5000万円の調達が決定し、第1号案件として1855年に建てられた鎌倉市内の古民家をリノベーションした高級民泊施設「鎌倉 古今」のオープンを予定している。さらに、2020年までに「鎌倉 古今」を含む、3軒の開業も目指し、古民家再生および地域創生におけるハイブランドを樹立していく方針だ。
株式会社カヤック
http://www.kayac.com/

会社情報

会社名
株式会社カヤック
設立
2005年1月
代表者
代表取締役CEO 柳澤 大輔/代表取締役CTO 貝畑 政徳/代表取締役CBO 久場 智喜
決算期
12月
直近業績
売上高174億6700万円、営業利益10億2100万円、経常利益10億3800万円、最終利益5億1100万円(2023年12月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3904
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