ワーナー、『Westworld Mobile』のサービスを4月16日に終了　配信開始からおよそ10ヶ月…ベセスダの訴訟も影響か

Warner Bros Gamesとは、4月16日に『Westworld Mobile』のサービスを終了すると発表した。すでにAppStoreとGooglePlayから削除している。

同タイトルは、人気海外ドラマの『Westworld』をベースにしたモバイルゲームで、2018年6月配信を開始した。プレイヤーは1日4万ドルもする超VIPな西部劇テーマパー「Westworld」を運営するデロス社の新入社員として働くシミュレーションゲームで、サービスの提供期間はおよそ10ヶ月ほどとなる。

売上では、アメリカのApp Storeでのランキングでリリース後に142位、日本国内では699位を最高順位とし、その後はさらに低迷し苦戦していた。また同タイトルにおいては、Bethesdaが、2018年6月にゲームの開発を行ったBehaviour Interactiveに対して、以前制作したモバイルゲーム『Fallout Shelter』のソースコードを流用したとして訴えを起こし、2018年12月に友好的に和解したと、いくつかの海外メディアが報じていた。

このことからも今回のサービス終了の決定に影響を及ぼした可能性がある。

デロス社公式サイト