Supercellは、2月4日、『クラッシュ・ロワイヤル』のバランス調整を行うと発表した。今回のバランス調整では、フリーズ、三銃士、60式 ムートの変更を行っている。
マスケット銃士:ダメージを3%増加
マスケット銃士は単一ターゲットに対して強力な攻撃を与えるユニットとして、中型ユニットに対して力を発揮するべき存在となる。現実には、もっと便利で射程のある他のユニットに彼女の出番が奪われてしまうことがよくある。彼女が得意としているはずの部分(射撃すること)を向上させたことで、ベビードラゴン、プリンス、インフェルノドラゴンなどを今よりも少ない射撃回数で撃ち落とすことができるようになる。
三銃士: エリクサーコストを9から10に変更
三銃士は、バランス調整における1つの課題となっていた - 彼女たちは多様なデッキにおいて中心的存在となっており、どんなバランス調整も耐えてきた。私たちは三銃士に対するカウンターカードを強化、もしくは彼女たちのサポート役となるカードを弱体化することで間接的に三銃士を弱体化しようと試みた。それにも関わらず、三銃士デッキは極端に高い勝率を保ち続けている。
もっと直接的に、マスケット銃士の強化を伴いながら、三銃士の弱体化を試みる時が来た。コストの増加が、ダメージの増加によりある程度相殺され、2019年の三銃士はバランスの取れた地位につく、ということが理想的だ。
フリーズ: ダメージを6%減少、フリーズ効果時間を5秒から4秒に変更
この2ヶ月間、フリーズはトップクラスの呪文となっている。フリーズの勝率は、許容範囲内の最高値に位置している。しかし、デッキ環境にどれほどの影響を与えているかを鑑みると、私たちはこのカードがこれほどに強力、または人気なカードであって欲しくない、と考えた。フリーズは私たちが切望している、「クラロワのバトルの原動力」としてのカウンター戦術、ユニット重視の戦いとは正反対の存在となっているので、力を弱めることに決めた。
60式 ムート: 攻撃速度を1.3秒から1.2秒に変更
過去のバランス調整で、60式 ムートは、様々なデッキにおいて勝率が高かったことが原因で弱体化した。この1回の若干の弱体化によって、このカードの使用率は最低ランクまで落ちた。強すぎるカードだったのではなく、ただ単にデッキ環境で調子を上げてしまっていただけだった、ということが分かる。私たちは60式 ムートが、迫撃砲や巨大クロスボウ、ボウラーのように、カウンターで使えるカードであって欲しいと思っている。そこで、数ヶ月前の弱体化から、このカードを元通りにする。
ナイト: ヒットポイントを2.5%増加
ナイトのセールスポイントは、ヒットポイントが高いこと。しかしながら、ナイトは人気ユニットであるP.E.K.K.Aからの攻撃を、2回しか耐えられない。ヒットポイントが増加し、P.E.K.K.Aの攻撃を3回分耐えられるようになることで、ナイトがアウトローやアイスゴーレム、バルキリーに勝るとも劣らない防衛役になってくれれば、と思っている。
吹き矢ゴブリン: 攻撃速度を0.65秒から0.7秒に変更
吹き矢ゴブリンは、ハイリスクハイリターンなユニットであるべき。しかし、彼の攻撃速度は高いので、彼が生存している短い間でも、多量のダメージを与えることができる。攻撃速度を下げることで、相手が反応する間に与えるダメージの総量を減らす。
クローン: クローン出現位置の変更(今後はオリジナルユニットの後ろに出現します)
このクローンに対する変更は、すでにゲームに反映されている。
クローンの、左に移るアニメーションは奇妙な瞬間を生み出してきた。時々、クローンユニットがオリジナルユニットより前に出てしまったり...。今後は、オリジナルユニットの後ろに出現するようになり、クローンユニットを守りやすく、より着実に攻撃を仕掛けることができるようになる。
会社情報
- 会社名
- Supercell